陸家嘴ウォーターフロント、新しいビジネスエリアへ
上海浦東 アップデート: 2020-05-26
陸家嘴濱江センター 写真・中国新聞網
最近、アリババが運営する生鮮スーパー、「盒馬鮮生」は陸家嘴濱江センターとの間で、陸家嘴ウォーターフロントへの本部進出協定を結んだ。上海の「オンライン新経済」企業の代表の1つとして、「盒馬」は陸家嘴ウォーターフロントのビジネス活性化に役立つという。
去年6月、陸家嘴金融城や世界最大のアクセラレーター、Plug and Play(PNP)の中国支社は陸家嘴金融科学技術産業園を発足させた。PNP中国のフィンテックアクセラレーション本部として、産業園は企業や技術チームを陸家嘴ウォーターフロントへひきつけるだろう。
陸家嘴濱江センタープロジェクトの建築面積は20.4万平方メートルに達し、うち8棟のスマートビジネスビルがある。「陸家嘴における最後の江沿いビジネスエリアであり、ウォーターフロントでは一流な大面積ビジネスビルを構えます」とプロジェクトのディベロッパー、華潤置地のある責任者は紹介した。
「陸家嘴濱江センターには主にフィンテックをはじめとする業者の本社が集まり、それら本社の集積地を作ろうとしています。ここは重要なビジネスエリアとして陸家嘴ウォーターフロントのランドマークとなり、区域内の産業構造アップグレードを加速していきます」。「盒馬」のほか、複数の証券会社やファンドの本部はすでに陸家嘴濱江センターに入居すると決定した。