中国人民銀行副総裁「上海オンショア市場の更なる対外開放を支援」
上海浦東 アップデート: 2020-06-22
写真・中国新聞網
「わたくしたちは引き続き上海における多ルートの開放を支援しながら、市場のニーズに応じてオンショア市場の対外開放を積極的に拡大させ、オンショア・オフショア市場発展の両立を推し進めます」と18日に開幕した第12回陸家嘴フォーラム(2020)に出席した潘功勝・中国人民銀行副総裁、国家外貨管理局長は語った。
潘氏は、上海が金融対外開放の最前線として位置づけられ、国内外市場間連携や人民元グローバリゼーションなどの重要な役割を果たしてきたと指摘した。それとともに、上海自由貿易試験区、臨港新片区設置などの国家戦略実施を踏まえ、中央銀行と外貨局は様々な革新的プロジェクトの試行を行い、上海の資本プロジェクト開放の高度化を促してきた。
新型コロナ感染症が発生以来、グローバル経済情勢が厳しい中、潘氏は、各方面からの協力と共同の努力を通して、上海は人民元金融資産をベースとしたハイレベルの国際金融センターとなり、中国金融改革開放の発展、経済における質の高い発展により大きな役割を果たしていくと強調した。