ベーリンガーインゲルハイム社、浦東へ4.51億ユーロ投資増
上海浦東 アップデート: 2020-07-06
写真・中国新聞網
中国進出して25年目を迎えるにあたり、浦東の外資系製薬企業、ベーリンガーインゲルハイム社は2日、上海において中国エクスターナル・イノベーション・ハブを発足させた。また同社は今後5年間、中国へ4.51億ユーロ(約542億円)を投資する計画を明らかにした。
「現在、バイオ医薬研究においてアジア全域の活躍が注目されています。その内、中国のバイオ医薬分野におけるイノベーション創出力は素早く高まっています。このチャンスを掴め、中国バイオ医薬業界イノベーション生態系にとってのパートナー第一候補となるのはわたくしたちの目標です」と中国エクスターナル・イノベーション・ハブのある責任者は伝えた。
1995年から、ベーリンガーインゲルハイム社は中国のイノベーション・投資環境がますます開放的になること、中国の公衆衛生・健康事業が飛躍に向上すること、中国の医療改が革絶えず深化することを見守ってきた、とベーリンガーインゲルハイム大中華区総裁・CEOの高斉飛氏。去年と今年第1四半期、ベーリンガーインゲルハイム社の中国区事業は二桁成長を実現し、新型コロナ感染症流行の中でも、同社はイノベーション創出の歩みを止めていないという。
今回の投資は主に動物保健、浦東張江に立地するバイオ製薬業務生産拠点拡大と臨床研究開発に使用されるという。そのほか、ベーリンガーインゲルハイム社は海外の革新的新薬開発の中国同期化と全面的なイノベーション創出戦略をはかっている。