上半期経済データ発表 複数指標は好調=浦東
上海浦東 アップデート: 2020-08-04
写真・中国新聞網
上海市浦東新区第6回人民代表大会常務委員会第32次会議(拡大)が30日に行われ、2020年上半期、浦東の複数の経済指標は好調であることが伝えられた。
当日公表されたデータによると、今年上半期、浦東の市場主体が引き続き活発で、新設内資系企業数と新設内資登録資本金はそれぞれ17.9%、54.8%伸び、外資実際利用額は11.1%増加した。同時に、ライセンス付き金融機関14社、多国籍企業地域統括本部8社、外資系研究開発センター5社が新設された。一定規模以上の工業総生産は2.8%増の4437億元で、戦略性新興産業総生産は20.8%、全社会不動産投資は4.7%伸びた。工業投資と都市インフラ投資が「ハードコア」産業投資プロジェクトや政府プロジェクトの立ち上げに牽引され、それぞれ19.7%、10.3%増加した。
新経済にも注目される点が多い。「6大ハードコア産業」が技術の研究開発と実用化を急いだ。新エネルギー車生産高が3.6倍伸び、ソフトウェア情報サービス業の営業収入は5.2%増だった。また、越境ECをはじめとする消費の新業態が著しく発展し、インターネットスタートアップ企業が急速な成長を遂げ、上海市「五五ショッピングフェスティバル」と浦東「質的生活フェスティバル」が消費回復をリードした。