海立・マレリ、自動車部品に関する共同出資プロジェクトに署名
上海浦東 アップデート: 2020-09-10
写真・金橋発布
このほど、上海電気社傘下の白物家電・新エネルギー車のコアパーツや冷暖房製品の開発・製造メーカーである上海海立(グループ)は、世界有名な自動車部品メーカーであるマレリ(Marelli)と自動車部品に関する共同出資プロジェクトに合意を達成したと発表した。
新設されたマレリホンコンはカーエアコン用圧縮機とエアコンシステムの資産・業務再構築を行い、海立は同社の60%の株式を買収する予定。取引完成後、双方の共同出資による会社の社名を海立マレリホールディングスにするという。海立マレリは世界レベルのカーエアコンシステムと新エネルギー車熱管理システムの研究開発・製造・販売に携わり、海立とマレリそれぞれの優位性を活かし、効果的な協力でグローバル市場を開拓する。同社は香港で登録され、運営統括会社を上海と日本の埼玉に設置し、現在の社員数は約4300人。
上海海立(グループ)股フン有限公司は上海自由貿易試験区・金橋エリアに立地し、「圧縮機・電機・駆動制御・冷暖房製品・自動車部品」という5大関連産業の業務を有し、世界中165の国や地域に製品を売り込んでいる。同社の主要業務であるエアコン圧縮機製造は国家レベルの認可を受けており、全世界1/7の市場シェアを誇っているという。