93件の重点プロジェクトが署名=張江科学城
写真・浦東発布
18日、張江科学城重点プロジェクト署名・発足式は張江オンライン新経済パークにおいて開催された。今回は、オンライン新経済に焦点を当て、集積回路、バイオ医薬、人工知能という3大産業をめぐった58件のプロジェクトは契約が署名され、35件は発足し、計93件のプロジェクトで、その投資総額は約870億元に達した。
今回のプロジェクトはフィンテックやイノベーション研究開発プラットフォーム、都市機能向上などの分野に及び、科学城のイノベーションチェーン、産業チェーン、バリューチェーンを引き続き改善し、イノベーション創出の策源地としての役割をさらに果たし、ビジネス環境の改善に取り組み、「ゼロから」の突破をより多く実現させることを促進するという。
各プロジェクトの責任者は科学城での更なる発展に対する自信を表した。ユーザーにスマホをはじめとするスマート端末を提供する会社である伝音ホールディングスの肖明副総裁は、張江は集積回路産業においてしっかりとした土台を有し、これは会社の発展方向と一致しており、今後はさらに張江へ投資し、研究開発センターの規模とレベルを向上させ、自主的に研究開発したスマート端末システムでユーザーにインターネットサービスを提供すると述べた。
「今日の署名・発足式はイノベーション生態系の大会で、張江科学城の生態系建設が新たな段階に入ったことを示している」と張江集団有限公司の袁涛董事長は伝えた。今年上半期、張江科学城は2回で70件の重要プロジェクトを署名・開始し、その投資総額は530億元以上で、今年11月まで、科学城の工業総生産は2703.92億元、前年同期比14.1%増、外資導入の実際利用額は23.37億ドル、前年同期比16.15%増、年間固定資産投資額は前年同期比72%増の550億元以上だと予想され、過去最高となる。