浦東、2025年までに自動車工業総生産は4500億元に
上海自由貿易試験区 アップデート: 2021-02-03
写真・VCG
コネクテッドカーや新エネルギー車をはじめとする「未来の自動車」は、浦東で発展している主立った産業の1つ。そして、テクノロジーや完成車・自動車用コア部品の研究開発などで、業界をリードする数多くの浦東企業は「未来の自動車」製造に焦点を当て、新しい道を切り開いている。2025年までに浦東の自動車工業総生産は4500億元に達すると見込まれる。
このほど、自動車メーカーの智己はグローバルブランド発表会を開き、ハイエンドインテリジェントEV(電気自動車)ブランドのIM智己を発表し、インテリジェント技術を多く使用した新型車2台を販売開始した。ほかに、上汽集団やBMWなども浦東で自動車製造業務を展開し、「未来の自動車」産業の発展を推進している。BMWと協力した大手インターネット企業、アリババのある責任者は「『未来の自動車』は単なる乗り物ではなく、次世代インターネットの中枢として、人々に新しい体験をもたらすものである」と述べた。
浦東の臨港新片区では、米EVメーカーのテスラは2021年初日に、新車である中国製のモデルYを発売した。2020年の同社のグローバル納車数は50万台に達し、この成功は臨港にあるテスラの「ギガファクトリー」の賜り物である。また、2021年の「ギガファクトリー」生産のモデル3とモデルY車は50万台に達する見込みである。
浦東は上海自動車産業に最も重要なエリアの1つで、ますます多くの業界大手企業、スタートアップ企業がここに集まり、「未来の自動車」製造により多くの可能性を創出している。