中国家電・消費電子博覧会が幕開け
上海自由貿易試験区 アップデート: 2021-03-26
写真・VCG
3月23日、「四つ葉のクローバー」である国家会議・展示センター(上海)において、中国家電・消費電子博覧会(AWE)が開催された。AWEは新型コロナウイルス感染症の発生から、初めてオフラインで開催されたトップレベルの家電・消費電子展示会であり、グローバル経済回復の中の「中国の力」を示した。
数多くの出展者の中、最も活躍しているのはこの前の第3回輸入博に出展した外資系ブランドである。そして、第4回輸入博はこのほど、パナソニックやケルヒャー、デロンギなどを含む第一陣の出展者160社を発表した。「わたしたちにとって輸入博とAWEは毎年最も重要なプロの展示会となっている。今回のAWEはやっとオフラインで開催され、研究開発や販売においてより多くの意見とアドバイスをもらうだろう。そのおかげで、第4回輸入博での新品発表に心強いだ」と企業の責任者。
ドイツの生活家電メーカー、フォアベルクのある責任者はAWEの開催は企業が中国業務をより深く展開する決心を固めたと伝えた。「『外商投資法』と『上海市外商投資条例』が実施され、わたしたち企業はこの波に乗って製造型からサービス型へとモデル転換を行うべきだ。今回のAWEとこれからの輸入博で、これに関する発想を政府、消費者、マスコミと共有し、企業のモデル転換を促したいと思う」。