独製薬大手、中国業務を更に展開
上海自由貿易試験区 アップデート: 2021-03-29
写真・上観新聞
25日、独製薬大手のベーリンガーインゲルハイムは年度財務報告を発表した。報告によると、グローバル市場において、中国は特に目覚しい成績をあげ、2020年の中国の売上高は前年比20.5%増で、会社のグローバル業務発展を牽引した。
ベーリンガーインゲルハイムの大中華区董事長兼CEOのGutsche Felix氏は、3つの主要業務が順調に展開され、イノベーション創出が新たなステージに入り、中国への全面進出意向が固められたと2020年の中国市場の発展をまとめた。2020年、会社のバイオ医薬品製造業務は「薬品管理法」の実施のおかげで重要な進展を遂げ、会社の中国バイオ医薬品製造拠点において、中国で初めてバイオ医薬品契約生産という形で販売許可を得た革新薬の商業供給が開始した。
中国はベーリンガーインゲルハイムにとって最も重要な戦略的市場であり、ベーリンガーインゲルハイムは中国の経済成長を確信し、更なる中国市場への投資を行っていく。また、中国を中心とした戦略の実施に伴い、会社のグローバル研究プロジェクトは次々と中国に進出し、中国での革新製品の販売を大幅に加速させる。Gutsche Felix氏は健康中国の建設推進と中国の開放拡大、ビジネス環境改善を高く評価した。「わたしたちは引き続き中国で業務を展開し、全面的な業務革新と各分野のパートナーとの協力を通して、中国の健康産業の質の高い発展、人と動物の健康向上を後押ししていく」。