3月28日から上海で新たにPCR検査が実施されて以来、洋山港出入境（港）に入港した国際運航船舶が631艘、前年同期比10.9%増、出入境（港）者が1.47万人、前年同期比12.2%増。出入境検査ステーションなどの検査部門と港湾・港運企業の全力をあげた保障で、船舶は安全に寄港・出航し、貨物は効率的に積み込まれ、荷卸しされ、車両は秩序よく出入りし、極端な悪天候の日を除き、各埠頭は全天候正常運営している。

特別ポジションに特別担当者、順調な境を確保

小洋山島出入境検査ステーションで、移民管理警察は窓口検査チームを結び、全日の船舶と人員の出入境（港）手続きの取扱を担当し、当該チームはデータ再検査チーム、船員交替チーム、モニタリングチーム、技術保障チームなどの多数のチームと相互に協力し合い、それぞれの持ち場を堅守し、相互独立で接触しなく、洋山港の各埠頭における船舶のデジタルパトロール、モニタリング、手続き取扱、船員交替、臨船検査などの仕事を少しの乱れもなく進めてきた。3月28日以来、16名警察からなる前方工作組は閉鎖管理の方式で小洋山島出入境検査ステーションで2直交替働き続けてきた。出入境関所を滞りなく通じることはその後の物流の順調に繋がる。業務量の増加を有効的に対応するために、前方工作組はまた党員突撃隊を設立し、全てのチームリーダーはこの突撃隊に組み入れられ、日常勤務を務め、指揮者でありながら、戦闘者でもあり、勤務のプレッシャを緩和する。その同時に、各港湾の共同検査部門、港湾運航企業との連絡を強化し、船舶寄港情報、船員交替情報を正確につかみ、船舶と人員の速やかな出入りを確保してきた。

水路・鉄路の両方に取り組み、物流のチャンネルを広め

感染症再流行の影響を受け、長江デルタの各地は区域を跨ぐ道路輸送に対する管理を日増しに厳しくし、コンテナの道路輸送の効率は低下するようになった。道路輸送が制限されていることを考慮し、輸送は即断に水路と鉄路に変えた。長江デルタ地域は豊かな港湾と鉄路資源を抱え、8沿海港湾と26一定規模以上の内陸の河の港湾のほかに、密度が全国平均値の2.2倍の鉄道網を有している。感染症による洋山港を出入りするコンテナのトランジット効率への悪影響を減少するために、もともと陸運を通して港湾を出入りした単独のコンテナを洋山港の貨物船、或いは蘆潮港鉄路貨物輸送中枢への臨時編入を通して各地へ運んでいき、道路輸送の圧力を緩和する。3月以来、洋山港の「水路-水路」トランジットの比率は再び上がり、「上海-太倉」水上快速ツールでは新たに運営船舶7艘、運航回数150艘次が増え、コンテナの輸送量は前年同期比68%増となった。「水路-水路」トランジットの比率の増加で、中小型貨物船の寄港率も向上した。寄港船舶の規模が違い、対内と対外貿易の貨物船が隣接して停泊する状況を踏まえ、洋山出入境検査ステーションは「スマートホークアイシステム」を活用して船舶外部環境へのパトロールを強化するとともに、必要がなければ、「船舶に乗らない」「船員が降りない」「外国船舶に一時連携しない」という措置を厳格に実施し、入港の検査・承認を厳しく行い、港湾に停泊する期間中の管理を強化し、貨物の「船から船へ」のトランジットが安全的、秩序よく進み、全過程でコントロールに置かれることを確保し、感染症の潜在リスクをさけた。

保障メカニズムを構築、物流の停滞点を疎通

道路輸送の圧力の緩和については、全国通用の通行証明書の発給とともに、PCR検査の「即時検体採取、即時通行、即時追跡」の全国横断承認などの措置を実施し始め、貨物運送車の通行効率をさらに引き上げた。4月20日の一日中洋山港を出入りしたコンテナ運送トラックは1.5万台に達し、東海大橋を通過する貨物運送車の数も次第に多くなってきた。一方、デジタルによるエンパワーの深化については、洋山港で各種のデジタル証明書が成熟に応用されている。出入境検査手続きの例から見れば、中国国際貿易「単一窓口」プラットフォームはすでに出入境検査システムと徹底的にマッチングし、国際運行船舶の出入境（港）手続きと各種類の行政許可手続きのオンライン取扱は完全に実現し、紙なしの、非接触式の証明書申請、通関はより安全かつ効率的になった。それとともに、洋山出入境検査ステーションは国家移民管理局の運行企業にサービスとサポートを提供するための16箇条措置を積極的に実施・徹底してきた。3月28日以来、LNGエネルギー、重要な化学工業材料などの感染症予防抑制用物資の速やかな通関のために、累計して快速ルートを9回開設し、330艘以上の国際運行船舶の移転停泊時の検査手続きを免除し、外国船舶が沿海地域への「ついで運送」を展開することをサポートし、貨物が沿海の大きな港湾の間のトランジットを加速し、貨物の流通効率をさらに引き上げてきた。