上海金融業:企業の生産回復に助力
中国銀行保険監督管理委員会上海監督管理局によると、上海が第一陣の生産再開企業「ワイトリスト」を公表した後、多くの金融機関は早速動き出し、貸付金支給、費用削減・利益譲渡、オンライン外貨建て送金などの措置を通して企業の生産回復をサポートする。
招商銀行上海支店はすぐに「上海第一陣生産回復企業666社」金融サービス特別行動を展開し、企業の速やかな生産再開を後押しする。ある自動車産業チェーンの大手企業は最近困難に遭遇した。その傘下の十数支社工場は長い間銀行引受手形を使ってサプライヤーとの決済・支払いを行ってきたが、今、捺印ができなくて、紙書類を発送・受取することができないため、元の銀行引受手形による支払方法は続け難くなり、それにその中、海外のサプライヤーに代金の支給する4社はさらに窮地に追い込まれた。招商銀行上海支店の自動車戦略得意先部は当該企業の状況がわかった後、各部門を積極的に協調し、オンラインの外貨建て送金及び電子許可証機能を特別に開通し、またリモートで利用指導を行った。それとともに、招商銀行は全プロセスオンライン銀行引受手形作成発行の優位性を発揮し、オンラインで国内の代金支払を済ませ、予定期日通りに海外のサプライヤーへ送金すると同企業を助けることでその生産再開をサポートした。
上海のある製薬企業は今回生産再開「ワイトリスト」企業上海迪賽諾(DESANO)生物医薬有限公司のキーサプライヤーである。感染症の影響を受け、当該製薬企業の資金調達は予定外れになって、生産回復も難しくなった。華夏銀行上海支店はその内情がわかると、すぐに対応し、支店で閉鎖管理中の運営スタッフが手続きを取扱い、速やかに4000万元の融資を提供し、同企業の生産回復の資金需要を満たした。
「私たちは積極的に準備をし、生産再開すると、全力を入れよう。」上海で電子設備工場を経営する呉さんは最近生産再開後の生産拡大のために資金を調達していた。平安普恵上海支社の問合顧問は呉さんの資金需要がわかった後、「宅e貸」を利用して貸付金を申請すると意見を出した。従い、呉さんは限度額が540万元で随時使用可能の貸付金を申請し、貸付が決定した。生産回復後の生産拡大のために「力」を蓄えた。平安普恵の関係責任者によると、3月28日から4月23日まで、平安普恵上海支社はすでに上海地域の1174名小規模・零細企業の持ち主が累計して3.6億元の融資を取得するのを助けたという。
全国で唯一の本部が上海に位置する国有大手銀行として、交通銀行はずっと上海を守る最前線で感染症と闘っている。交通銀行上海支店は小規模・零細企業を対象として感染症と闘い、難関を乗り越えるための8つ措置を打ち出すことに続き、最近既存の政策をさらに改善・アップグレードし、「供給保障、運送保障、サプライチェーン保障」をコアとして「生産回復を助力するための8つ措置」を公表し、上海の企業が活気を取り戻すことに力を入れる。
交通銀行上海支店の関係責任者によると、上述の8つ措置は以下のようである:▽民生分野に持続的に関心を寄せ、十分な物資保障に助力;▽運送システムの支えを強化し、円滑な物流保障に助力;▽製造業の生産回復に焦点を当て、安定なサプライチェーン保障に助力;▽既存の難関対応政策を実施し続け、小規模・零細企業の安定的な回復に助力;▽費用削減・利益譲渡の強化をし、小規模・零細企業の負担を減少;▽オンラインサービスの優位性を発揮し、小規模・零細企業の融資便利度利便性を向上;▽政府と緊密にコミュニケーションし、協同で生産回復をサポートする;▽信用情報の修復をしっかり行い、得意先の信用情報権益を保障。