上海市で6月1日から団地の出入り、公共交通機関、自動車両の通行再開へ
上海自由貿易試験区 アップデート: 2022-06-01
上海市の新型コロナウイルス対策指導グループ弁公室は30日、「6月1日から、市全域の住宅・団地の出入り、公共交通機関の運営、自動車及び原動機付自転車の通行を再開することに関する通告」を発表した。新華社が報じた。
通告は、6月1日0時から、秩序に基づき、住宅・団地の出入り、公共交通機関の運営、自動車及び原動機付自転車の通行を再開するとしている。
住宅・団地の出入り再開に関しては、中・高リスク地域や封鎖エリア、管理コントロールエリアを除く各区、各街・鎮、各住民・村民委員会、住宅所有者委員会、不動産管理会社などは、管轄するコミュニティの住民、村民の出入りをいかなる理由からも制限することはできない。
公共交通機関の運営再開に関しては、市内の公共バスや、鉄道交通の通常運営を全線で再開する。川の両岸を結ぶフェリー(崇明島、長興島、横沙島を結ぶフェリーを含む)も秩序に基づき、運営を再開する。
自動車及び原動機付自転車の通行再開に関しては、自動車及び原動機付自転車で走行する場合に必要だった電子通行証制度が廃止され、タクシーやオンライン配車の通常運営を再開する。中・高リスク地域や封鎖エリア、管理コントロールエリアを除き、自家用車や事業者の車両も平常通り通行できるようになる。自動車及び原動機付自転車で市を出入りする場合、現有の規定が適用される。
出典:「上海市で6月1日から団地の出入り、公共交通機関、自動車両の通行再開へ」(人民網日本語版)