全速力で生産を進め、生産能力が完全に回復したシーメンスヘルスケア上海研究開発と生産基地
感染症予防抑制の情勢が好転しつつあるとともに、上海市の多国籍企業も生産回復のあゆみを加速している。上海市経済と情報化委員会に承認された生産回復重点企業の一つとして、浦東張江に位置するシーメンスヘルスケア(Siemens Healthineers)上海研究開発と生産基地はこのほど、生産能力はすでに完全に回復したと明らかにした。今、当該基地は国内外の市場需要を満たすようにフル稼働している。
今、基地内の忙しい研究開発と生産の雰囲気は再現された。400名以上のスタッフは生産ラインに戻り、閉鎖管理が実施されている。第一線生産が全面的に回復しつつあるとともに、川上・川下のサプライチェーンもだんだん回復し、基地の生産能力はすでに感染症再流行の前の水準に戻ったという。
生産と研究開発を推進する一方、感染症対策も厳格に実施している。クローズド・ループ管理期間、当該基地は感染症予防抑制の要求をしっかり実施ており、PCR検査と抗原検査を定期的に行うほかに、基地を出入りする車両や材料に、スタッフの働く現場及び生活場所に対しても定期的に消毒殺菌作業を行って、スタッフの安全と環境安全を確保している。また、スタッフのメンタルヘルスを保証するために、持ち場に戻ってきたスタッフたちに向けて新しい休憩エリアを設け、日常の食事を確保する以外に、映画室、開放式のリーディングコーナー、卓上サッカーなどのレジャーエリアも用意した。
改革開放の先端陣地として、浦東には沢山の外資企業が集積しているため、生産型の外資企業の生産回復は世界サプライチェーンの安定に繋がっている。統計によると、5月26日まで、浦東新区ですでに204社のメーカー系の外資企業は生産を再開し、生産能力は感染症再流行前の3割以上に回復しているという。この期間に、区科技と経済委員会は外資のメーカー系企業の円滑な生産再開のためにサポートを提供する同時に、外資リーディングカンパニーの産業チェーンにかかわる重要な中小企業の需要にも密に関心を寄せてきた。「感染症は社会の発展を止めることはできなく、中国市場、中国経済は改革開放から発展してきて、成果を積み重ねてきて、その土台と優位性は感染症で本質をかえることはなく、従って、中国経済に対して、上海に対して、私は変わることなく、自信が溢れている」と上海シーメンスヘルスケア器械有限公司の上級副総裁兼総経理孔軍氏は示した。