「新しいサーキット」に焦点を当て、新たに特色産業パークに選ばれた浦東の4産業パーク
このほど、上海は第三陣の13箇所の特色産業パークを公表し、上海金谷スマート端末基地、張江(メタバース)データリンク産業基地、新食尚都市産業パーク、動力之源浦東産業パークは選ばれた。これで、浦東新区は合わせて15箇所の市級特色産業パークと1箇所の民営経済本部集積エリアが認められており、全市総数の53箇所の四分の一以上を占めている。
今回選ばれた特色産業パークはデジタル経済、グリーン・低炭素、メタバース、スマートターミナルなどの「新しいサーキット」に焦点を当て、エネルギー集積の役割を果たすものである。将来、浦東は産業けん引、リーディングカンパニー集積、空間支えなどの指標をめぐり、インキュベートと育成に力をいれ、100億元レベル、1000億元レベルの産業集積を建設し、より明らかな特色・優位性のある園区経済の発展に取り組んでいく。
金橋開発区を土台に建設してきた上海金谷スマート端末基地は金橋開発区南区をコアエリアとし、北区と連動し、それに周辺の鎮へ広げ、「1+1+2」の全体的な発展パターンを形成させた。資料によると、金橋南区は産業優位性を抱え、インテリジェント・コネクテッド・カー、スマートロボット、スマート設備端末、スマートホームなどを特色とするミドル・ハイエンド産業構造を築いており、また、各分野の重要企業を集結してきた。
張江科学城に位置する張江(メタバース)データリンク産業基地は浦東「張江中環発展ベルト」における重要節点である。「メタバース」リンク、インタラクティブ、コンピューティング、ツール、エコをめぐり、同基地で完全な産業生態が整っている。即ち、集積回路、モバイル・ネットワーク、人工知能、金融科学技術、デジタル文化、スマート製造、情報安全を中心とする7つ産業集積、米クアルコム社(Qualcomm)、Xilinxなどの数多くのリーディングカンパニー。
すでに上海清美グリーンフード(グループ)有限公司( Shanghai Tramy Green Food Group)などの代表企業が集まっている新食尚都市産業パークはグリーンフード産業を中心に、食品原材料の研究開発、栽培・養殖、食品加工、食品コールドチェーン及び食品販売に及ぶ完全的産業チェーンモデルを形作っており、食品産業分野は米・小麦粉製品、豆製品、生鮮農産品及びセントラルキッチン関連飲食などに及んでおり、現代グリーンフード市場にさらに情報化、産業化、規模化のファッション的な飲食消費体験を提供し、現代グリーンフード業を特色とする産業パークの先行者になっている。
中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区先端産業けん引区に位置する動力之源浦東産業パークは臨港新片区が長江や海洋に隣接している立地の優位性、全方位開放の政策体制、豊かなハイエンド装備産業の発展蓄積に基づき、産業チェーンのコア部分をしっかりと見つめて、「大国重器」などのコア装備産業の研究開発・製造と産業化の歩みを加速し、ハイエンド動力コア部品及びセット装備の研究開発・設計、生産製造、集積サービスなどの高付加価値部分を発展させ、全分野で動力装備産業を配置している。