世界人工知能大会は来月上海で開催
2022年の世界人工知能大会(WAIC)は9月1日から3日まで上海世博センターで開催される予定。これは今年常態化感染対策の下で上海で開催される最初の世界クラスのイベントであり、今、大会の各方面の準備は大詰めを迎えている。
2018年以来、世界人工知能大会はすでに上海で4回成功裏に開催された。五周年を迎える当該大会は今年「スマートで世界を連結、メタバースで無限を実現」をテーマにし、人工知能の新たな技術とメタバースの新たな分野における新たなハードコア技術、新たな産業クラスター、新たなスーパーシーン、新たな機敏的ガバナンスを展示する。今年の大会には300人以上の大物ゲストが集まり、技術革新、産業応用、法治倫理、生態建設の4つの分野の30以上の専門的なトピックに及ぶ100回近くのフォーラムが行われる予定。大会の展示面積は15000平方メートルで、200近くの出展者がおり、それに初出展者の割合は30%を超え、上海以外の地域からの企業と外国企業の割合は40%を超えている。
関係筋によると、今年は「1+2+10+N」の配置で大会を行うことになる。つまり、大会は1回の開会式、技術革新と産業発展に関する2回の全体会議、メタバース、ブレイン・マシン・インターフェース、無人システムなどの10テーマフォーラム及びNの特別なイベントを含む。感染症予防・制御を考慮して、今年の大会と展示会は上海世博センターと張江科学会堂の2か所で開催されることになる。出展者は昨年より多く、展示される成果もより多くなり、さらに 「10点の宝物」も登場する。大会で業界の重鎮が一堂に集まり、世界のリーディングカンパニーが大会の最高賞であるSAIL賞(卓越人工知能リーダー賞)に積極的に応募している。それ以外に当該大会で、業界応用、ソフトウェアアルゴリズム、オープンソースエコロジー、科学知識の社会的普及にそれぞれ焦点を当てるAIWINイノベーションコンテスト、BPAAアルゴリズムコンテスト、開発者コンテスト、ユースコンテストという4つのブランドコンテストも行われ、今、決勝を迎えるところに来ている。紹介によると、大会は最新のAI技術を使用することを主張し、オンラインメタバース大会という新たなプラットフォームを構築しており、ここ数年に洋山無人港や申通スマート交通指揮システムなどの重要なシーンをリリースした上に、今年の大会の開会式でまた人工知能メタバースの重要な応用シーンを公表する。
このほど開催された2022年世界人工知能大会30日カウントダウン活動並びにパートナー発表会において、上海市経済と情報化委員会主任呉金城氏はSAIL賞のTOP30リストを披露した。今年は、合計で800件のプロジェクトは同賞に応募しており、大会の開会式で最終に受賞する4件を公表する。