「スマートで世界を連結、メタバースで無限を実現」 2022年世界人工知能大会は開幕
9月1日午前、2022年世界人工知能大会(WAIC)は、上海世博センターで開幕した。上海市党委員会書記李強氏が開幕式に出席した。工業と情報化部党組織委員会書記金壮龍氏はビデオでス挨拶をした。上海市党委員会副書記、市長龔正氏が開幕式現場で挨拶をした。
上海市人民代表大会常務委員会主任蒋卓慶氏等が開幕式に出席した。
開幕式の前に、上海市の指導者と国の関係部門の指導者が2022年世界人工知能大会のパビリオンに来て、メタバースコア展示会、中信グループ(CITIC)やファーウェイなどの展示エリアを訪れ、人工知能、特にメタバース分野の最新のイノベーション成果と応用シーンの展示を見学した、関係企業の責任者と技術研究開発チームと交流をした。
開幕式で、金壮龍氏は挨拶で以下のように示した。近年、わが国での人工知能の発展が加速し、完全な産業システムが形成されている。人工知能は、経済社会発展の各分野の全プロセスにますます溶け込んでいき、科学技術の飛躍的な発展、産業の最適化とアップグレード、生産性の全体的な向上を促進するための重要な原動力となっている。上海は我が国の人工知能の革新的発展の高地である。人工知能大会はすでにスマート産業における交流と協力を促進するための重要なプラットフォームになった。工業と情報化部は党中央委員会と国務院の決定と取り決めに従って、技術の突破と応用の拡大を主要な方向として堅持し、研究開発・難関突破を強化し、スマート施設を整え、応用シーンを拡大し、産業エコロジーを改善し、人工知能と実体経済の深い融合を促進し、質の高い発展を実現する。
龔正氏は挨拶で以下のように述べた。上海は習近平国家主席の重要な指示の精神を真剣に実行し、世界的な影響力を有する社会主義の現代的な国際大都市の建設を加速している。質の高い発展を促進し、ハイクォリティの生活を作り出し、効率的なガバナンスを実現するためには、人工知能がすべての産業に活力を与えるという「リード雁効果」をさらに果たし、発展の「乗数効果」を引き起こさなければならない。都市のデジタル化転換をけん引として、新たな分野での配置を加速し、新たな原動力を育成し、イノベーションの原動力をさらに活性化させ、応用シミュレーションのモデルエリアを構築し、オープンで融合的なエコシステムを育成し、デジタルガバナンスの新たな模索を展開し、世界レベルの産業クラスターを全力で構築し、より国際的な影響力を持つ人工知能の「上海高地」を建設する。
開幕式は、ビデオ通話、結果発表などのオンラインとオフラインを組み合わせた形で行われた。国連工業開発機関(UNIDO)事務担当鄒刺勇氏、国際的に有名な業界機関と科学者の代表者が相次いで挨拶を行った。開幕式では、「智賦百景」人工知能の代表的な応用シーン、2022年度卓越人工知能リーダー賞の選考結果及びメタバースの重要なシーンが発表された。
中国工程院副院長鐘志華氏、中国科学技術協会党組織委員会のメンバー、書記処書記束為氏、上海市の指導者呉清氏、朱芝松氏、張為氏、肖貴玉氏、銭鋒氏が開幕式に出席した。
国の関係部門と中央企業、大学、上海市関係部門、区責任者も開会式に出席した。国内外の人工知能分野の著名な専門家や学者、起業家、投資家などが現場に立ち会い、またはクラウド会場を通じて大会に参加した。
9月1日から3日まで「スマートで世界を連結、メタバースで無限を実現」をテーマにした2022年世界人工知能大会が上海で開催される。大会開催期間中、業界関係の専門家を招待し、産業発展と技術革新をめぐり、見解を交流し、アイデアを交換してもらう。また、科学技術革新、産業誘致、セキュリティガバナンスなどに焦点を当て、10回以上の業界テーマフォーラムを開催する。それ以外に、大会5周年特別紀念活動、プロジェクトのロードショー、投資・融資のマッチング会などを開催し、スマートで効率的な管理システムを作成し、スマート応用シーンを共同作成し、共有し、人工知能の技術と製品を十分にPRし、人工知能エコロジーの構築を促進する。