今年の上半期は、グローバル産業チェーンとサプライチェーンの運営が妨げられ、貿易と投資活動は引き続き低迷し、世界経済の回復は依然として不安定であるという国際経済背景、及び新型コロナウイルスによる影響が続くという国内経済背景の下で、浦東空港総合保税区の経済発展は増加のトレンドを見せた。今年1-6月、浦東空港総合保税区の総営業収入は215億元で、前年比19.0%増、輸出入貿易額は384.5億元で、前年比10.9%増、工商税収は31.98億元で、前年比37.4%増となった。

現在、浦東空港総合保税区は、集積回路、ハイエンド消費財、健康医療、航空サービスなどの産業セクションを形成しており、重点プロジェクトの規模が拡大し、事業が拡大し、モデル転換とアップグレードが引き続き進んでいる。

未来に焦点を当てて、総合保税区はビジネス環境の改善に力をいれ、物流企業が仕分けと決算機能を備えるよう後押しし、従来のサプライチェーンのデジタルサプライチェーンへのアップグレードを促進し、地域の産業業態の最適化を模索し、地域の高品質のデジタル化・特色化産業エコシステムを構築し、質の高い発展を推し進めるためにスペースを拡大する。