2025年までに5つの1千億元規模の産業クラスターを作り上げ、新たな産業システムを構築している浦東(後編)
このほど、上海市党委員会対外宣伝弁公室と上海市政府新聞弁公室が開いた「新しい道のりで奮闘、新しい時代に貢献」の記者会見によると、上海は「上海製造」ブランドの作成に取り組み、新たな産業システムの構築を加速し、ハイエンド製造業の成長の極を作るために力を尽くしている。上海の工業付加価値は2011年の7231億元から2021年の1兆739億元に増加し、国内都市の中で1位を維持している。工業生産額は3兆3834億元から4兆2014億元に増加し、4兆元の大台を突破し、総合的実力が新たな段階に上がり、上海が世界的影響力を備える社会主義現代化国際大都市の建設を加速するために強固な物質的基盤を築いた。
53箇所特色ある産業パーク:210平方キロメートルの空間を提供
呉金城氏によると、ここ10年間、上海は資源配分における市場の決定的な役割を十分に発揮し、ビジネス環境を改善し続け、「5優5不足なし」(優れたプロジェクトに土地不足なし、優れた産業にスペース不足なし、優れたアプリケーションにシーン不足なし、優れたアイデアに人材不足なし、優れたチームに資源不足なし)に取り組み、産業経済の質の高い発展のために肥沃な土壌を整えてきた。
市全体の空間配置の指導のもとで、上海は園区を主体とした産業空間パターンを改善し続け、「上海製造」のブランドを輝かせ、新たな産業原動力を育成するために、キャリアのサポートを提供している。2020年から、上海は210平方キロメートルの空間規模を持つ53箇所の特色ある産業パークを3回で公表して、「3+6」(新型)産業システムの集積的発展を力強くサポートしてきた。
同会見によると、第1、2回公表された特色ある産業パークは、2021年の営業収入が約2兆元で、工業生産額が8000億元を超えており、1平方キロメートルあたりの生産額が141億元に達し、全市の平均より70%高く、産業の質の高い発展の最先端陣地の役割が見えてきた。
2025年までの展望:浦東で5つの1千億元規模の産業クラスターを作り上げ
浦東は社会主義現代化建設の先導区の構築を加速しており、浦東新区副区長呉強氏は、浦東の一定規模以上の工業生産額は2011年の9254億元から2021年の1兆2443億元に増加して、全市に占める割合は28.9%から31.5%に増えてきた。工業付加価値は2011年の2154億2700万元から2021年の3671億4900万元に増加した。2021年、浦東の戦略的新興産業の製造業の生産額は一定規模以上の工業生産額の49.7%を占めた。2025年までに、浦東は自動車、装備、電子情報、バイオ医学、人工知能を含む5つの1千億元規模の産業クラスターを作り上げる見込みであると紹介した。
「ハイレベルの改革と開放を堅持し、自主イノベーション発展の時代的な代表と世界レベルの産業クラスターを目標とし、イノベーションで駆動され、ハイエンドでけん引され、エンパワーメントで融合され、集積的に発展する現代的で開放的な産業システムの構築を加速していく」と呉強氏は述べた。