「中国企業で活躍している外国人職員に耳を傾けよう」シリーズ(一)
光明食品グループ傘下のSalov会社の最高経営責任者Fabio Maccari氏:世界範囲での開拓と競争力の向上をサポートする光明食品グループ
オリーブが植栽されている広いオーチャードの中に立ち、Fabio Maccari氏は、まだ成熟していない緑色のオリーブに囲まれた。オリーブオイル業に15年以上携わってきたイタリア人である彼は、この果実に非常に詳しくて、今、自分が積んできたその経験を中国にも伝えている。
2018年11月、Fabio Maccari氏は、光明食品グループの海外における子会社、オリーブオイル生産業者であるSalov社の最高経営責任者(CEO)に就任した。中国もイタリアも同じ文明古国であり、古いシルクロードは両国を緊密に結んでおり、2000年余りの往来の歴史は両国間の相互尊重と学び合い、相互信頼と思いやりという共通の理念を育成してきた。今では、オリーブオイルのおかげで、Fabio Maccari氏も自分の仕事の中で、中国の文化とイタリアの文化の融合とぶつかり合いを実感している。
「オリーブの枝」を受け入れ、「光明」の一員になる
Fabio Maccari氏はSalov社のCEOを務めることに誇りを持っており、彼の指導の下で、2021年末までにSalov社のオリーブオイルの販売量は1億1900万リットルを突破し、純利益は1千万ユーロも超えた。
「2018年、イタリアでのオリーブオイルについての投資プロジェクトを発展・拡大するために、経験豊富な社長を必要としていた光明食品国際が私を訪ねてきた」と、Fabio Maccari氏は言った。当時、彼はイタリアの大手ワインメーカーに勤務していたが、その前はオリーブオイル業で15年にもわたる管理職の経験があったという。光明食品国際が差し出した「オリーブの枝」(招待)を前に、彼は喜んで受け入れ、「光明」の一員になった。
地域社会における役割を非常に尊重してくれる光明
「私は自分の仕事が大好き、これは挑戦である」とFabio Maccari氏は率直に言った。オリーブオイルは間違いなくイタリアと地中海飲食の中で最も魅力的な製品の一つであり、Salov社を率いて中国市場を開拓し、より多くの中国消費者にこの健康によい美食を愛してもらうことができ、特に達成感を感じるという。この背後にはイタリアでの会社と中国での全ての関係者の間の完璧な協同があると彼は語った。「光明は我々が地域社会における役割を非常に尊重してくれている。感染症が発生した一年目には、本社がSalovの全社員に深い思いやりをくれて、かなり感動的であった。それに、従業員や地域社会を保護し、支援するために積極的な行動をとることも奨励されていた。」
さらにこの経営者が深く共感したのは、双方の経営理念が一致していること。「光明食品はSalovの発展に対して長期的な視点を持っており、我々が着実に歩み、世界でより強く、より競争力が備わるものになるようサポートしてくれる」と彼は示した。