「中国企業で活躍している外国人職員に耳を傾けよう」シリーズ(二)
中国国際医薬衛生有限公司エクアドル事務所商務経理Sheila Jara氏:エクアドルの医療サービスレベルの向上に役立つ「一帯一路」公共衛生プロジェクト
中国国際医薬衛生有限公司での経験は人生を変えた
6年前に中国国際医薬衛生有限公司(以下は国薬と略称)エクアドル事務所に入って以来、中国と深い縁を結んできたとSheila Jara氏は思っている。「国薬で働いた経験が私の人生を変えた。以前より考え方が広く、競争力が強くなった。なるべく新しい知識やスキルを身につけているし、中国のスタッフの励ましと指導も自分に潜んでいるポテンシャルを発掘し続けさせてくれた。」
「入社してから、まじめな仕事態度と優れた仕事能力により、すぐ物流から販売に異動して、今はエクアドル事務所の商務経理を務めており、医療器械と消耗品のエクアドルにおける市場開発、衛生登録、販売物流、ディーラー管理などを担当するとともに、自分も全方位に成長することができた」。Sheila Jara氏によると、エクアドルは衛生分野の発展が比較的に遅いが、国薬がエクアドルで事業を始めた後、地元の公共衛生機関と重大なプロジェクトの契約を2件締結し、エクアドルの公立病院に大量の新しい設備と技術をもたらし、エクアドルの公共衛生機関の設備が老朽し、技術更新が急務となった状況を大きく改善した。そのほかに、国薬のプロジェクトはエクアドル全土をカバーしているため、直接的または間接的に多くの雇用を創出し、エクアドルの経済発展にポジティブな影響を与えている。
プロジェクトのカバー範囲が広く、雇用創出が多いことでエクアドルで有名である中国系企業
「全体的に言えば、中国系企業はエクアドルでそのプロジェクトのカバー範囲が広く、雇用で創出した機会が多いことで有名であり、特に国薬はエクアドルの衛生分野ではその先端を走っており、公立機関であろうと、私営企業であろうと、さらには一般人の間でも、国薬の名前は誰もが知っている」。それ以外に、国薬の新型コロナウイルスワクチンがエクアドルでEUA許可(すなわち緊急時に使用許可)を取得したことも国薬の名を現地でさらに響かせ、多くの地元企業は積極的かつ喜んで国薬と業務提携を展開している。
「国薬に入ってから、中国への憧れが強くなった。神話、哲学、音楽、芸術などの中国の歴史と文化に魅了され、いつか中国を訪れることを楽しみにしている」と彼女は言った。「中国は実用的な商品をたくさん生産しており、それらの実用品のおかげで、私たちの日常生活はより便利になった。それに、最も印象的に覚えたのは祝日を祝うために使われたドローン技術であり、それはテクノロジーと人間のインタラクションの見事な組み合わせではないかと思って、魅了されたのである」。