世界1号店、アジア1号店、中国1号店が次々と、国際消費センターを構築する浦東
このほど、BAPE CAFÉ全国1号店が前灘太古里に、ファッションジュエリーブランドであるGUAVAの上海1号店が陸家嘴正大広場に入居した。2018年以降、浦東に入居した1号店は累計で600店以上。前灘太古里がオープンして以来、すでに60以上のブランドの1号店がここに入居した。
1号店の種類から見れば、飲食店が一番多い。飲食類の1号店が占める割合は約52%で、その次に服飾、宝石、高級ブランド、化粧品類が約16%であった。
1号店のレベルから見れば、世界1号店、アジア1号店、中国(本土)1号店が約24%を占め、全市平均値の18%を上回った。
空間配置から見れば、陸家嘴商業圏での1号店数が全区総数の44%を占め、1号店が最も集中する地域となる。世界1号店、アジア1号店、中国(本土)1号店などのハイレベルの1号店の約70%が陸家嘴商業圏に位置する。
キャリアの選択から見れば、アストンマーチン・スポーツカー・体験ショップなどの高消費、体験型の1号店は船廠1862などの展示体験型のキャリアを選んだ。レストラン、高級ブランドの1号店は国金センター、正大広場、陸家嘴センターなどの商業が密集し、人が密集するキャリアを好む傾向が見られる。
浦東の消費に新たな活力を吹き込む
YSLイヴ・サンローラン旗艦店、McQueenニューコンセプト旗艦店、DIOR香水コスメ旗艦店など高級ブランドの1号店が集中している国金センターは高級ブランドの消費のけん引により、2021年の売上高は前年比43.7%増となった。陸家嘴地域の1号店の約40%が集中している八佰伴、陸家嘴センター、世紀匯の3つのショッピングセンターはいずれも年間の売上高が15億元を超えた。
2018年、上海は「世界新商品の先発地を作ろう」というイベントの中で、初めて「1号店経済」を明確に打ち出した。浦東は現在、「1号店」入居のチャンスをつかみ、多元な消費シーンを開拓し、新たな活力を吹き込んでいる。
主体導入で新たな消費「発祥地」を形成
消費サービス業のトップ主体を導入し、商業、スポーツ、旅行、健康などの分野の多国籍企業の地域本部、運営者、小売業者、貿易業者の入居を促進する。高級ブランドグループとのコミュニケーションを強化し、より多くの1号店、ファーストショー、初展示会が浦東で展開するために取り組む。
キャリア構築で消費サービスの波及効果を向上
博物館、美術館、展覧館、科学技術館、体育館、リゾートエリアなどの商業・観光・文化・体育関係の展示施設のキャリアに依拠し、テーマ休暇、文化芸能、展覧展示、スポーツイベントなどの文化体育観光展示関係のサービス消費をけん引し、多分野の消費の融合的な発展を促進する。
ブランド集積で消費センターの全体像を作り
国内外の有名なブランドの1号店、旗艦店、ニューコンセプト店などの設立、当地域でアジア1号店、中国(本土)1号店、上海1号店の設立をサポートし、ブランドの集積により資源の集積を促進し、浦東の国際消費センターのイメージをさらに形作り、消費センターの吸引力を高め続けていく。