上場企業が228社にも達し、実体経済の「基盤」を固め=浦東
1月15日、浦東新区上場企業の質の高い発展座談会が東郊ホテルで開催された。
上場企業は中国の実体経済の「基盤」であると同時に、実体経済の発展をけん引するパイオニアでもある。上場企業の質の向上と効益の増加を促進し、質の高い発展を実現させることは、経済のファンダメンタルズの強固に重要な役割を果たしている。2022年12月31日の時点で、浦東には上場企業が228社あり、全市の3分の1を占め、IPOによる資金調達総額は4780億元で全市の約半分を占めている。
21社の企業が新規上場、約半数が「科創板」に
2022年、浦東の上場企業は21社新規増加し、全市の43%を占め、調達資金額は267億元で、全市の47%を占めている。この21社はバイオ医薬企業13社、集積回路企業5社を含み、バイオ医薬、集積回路、新材料に関する企業がほとんどである。
そのうち、2022年に浦東でハイテク企業向けの株式市場「科創板」に新規上場した企業が12社で、全市の63%を占め、資金調達額は230億元で、全市の53%を占めている。特筆すべきは「科創板」に上場した12社の企業は浦東の新規上場企業の約6割も占めている。
上場企業が228社に達し、浦東の経済発展に力添え
浦東新区区委員会、区政府は企業の上場活動を非常に重視しており、特に「科創板」を設立して登録制を試行して以来、6つの「ハードコア」産業と資本市場の有機的な結合を大いに促進し、著しく効果を上げた。現在、浦東「科創板」に上場した企業は一部のパイオニア企業を含み、計44社にも達した。
12月31日まで、浦東の上場企業は計228社で、全市の3分の1を占め、IPOによる資金調達総額は4780億元で、全市の約半分を占めている。これらの上場企業は浦東に根を下ろし、浦東経済発展の先導者と新鋭となっている。
上場サービスを持続的に革新、企業のさらなる発展を後押し
これまで、浦東は企業が上場し、資本市場を活用して拡大し、発展することを後押ししてきた。
2018年11月、浦東新区政府と上海証券取引所は共同で長江デルタ資本市場サービス拠点を設立し、ここ4年間、同拠点は「科創板」に上場した優れる浦東の科学技術イノベーション企業を育成してきた。現在、長江デルタ資本市場サービス拠点は上海市「十四五」(第14次五カ年計画)の「綱要」と科学技術部の「長江デルタ科学技術イノベーション共同体建設発展計画」に盛り込まれた。
企業が多層の資本市場を活用し、上場と融資活動を展開することをよりよくサポートするために、浦東は上場サービスの改革とイノベーションを持続的に推進すると同時に、浦東金融局は全ライフサイクルサービスを中心に、企業の発見・育成から投資・融資、推薦サービス、政策指導などの各方面に取り掛かり、登録企業向けの「相談座談会」、上場・申告企業向けの「上場質疑応答」、上場予定企業向けの「未来創出サロン」などの一連のハイクオリティのブランド活動を展開し、「ハードテック」企業の育成と上場を加速する。
これから、浦東は上場サービス活動のメカニズムをさらに深化・完備し、企業の全ライフサイクルをカバーする上場・融資サービスシステムを構築・健全し、多層の資本市場の建設をサポートする。