「2023年上海国際消費センター都市建設活動要領」を公表 1号店や旗艦店800社超の導入をはかる上海
上海市国際消費センター都市建設指導グループ弁公室はこのほど、「2023年上海国際消費センター都市建設活動要領」を発表し、国際消費センター都市のグローバル影響力、競争力、名誉度を全面的に高めるために「ポイント」を明らかにした。
東側と西側で2つの国際レベルの消費集積エリアを構築する上海は浦東の「世界消費ブランド集積計画(GCC)」を徹底して推進し、「浦東新区国際消費センター空間配置計画」と支援政策を発表し、国際消費センターグローバルプロモーションを開催する予定。今年、「東方スポーツセンター」「前灘太古里」「L+PLAZA陸家嘴広場」「上海博物館東館」などの商業・観光・文化・体育が連動したランドマークを含み、様々な業態、機能が複合し、テーマが鮮明で、文化が融合した新しい消費のランドマークを打ち出す予定。
上海はまた「15分便利生活圏」の整備を進めていく。▽街・鎮の居住、就職、文化、スポーツ、教育、養老、医療などの仕事計画を統一的に実施し、空間・資源・行動の協同を実現する。▽国家レベルの「15分便利生活圏」試行都市(区)を新たに3カ所、市レベルの「15分便利生活圏」試行街・鎮(区)を新たに30カ所設立する。▽コミュニティビジネスの業態を充実にし、ソーシャル機能、特色的機能を拡大する。▽スマート小売ターミナル、スマート末端配送システムのコミュニティでの配置により力を入れる。▽全市でモデルスマート野菜市場を20カ所新設し、5000カ所の公共スペースの休憩シートを改造・アップグレードする。
供給をさらに改善し、「初」経済、ブランド経済、夜間経済、ライブ配信経済を大いに発展させるのは2023年上海が国際消費センター都市を建設するポイントとなる。今年、上海は新型消費をさらに促進し、文化・観光消費とスポーツ消費をさらに拡大し、飲食消費のレベルを引き上げ、高額商品消費を促進し、グリーン消費を発展させ、新たな消費ホットスポットを生み出す。
それ以外に、第4回「5.5ショッピングフェスティバル」は「新たな顧客」「新たな供給」「新たなシーン」に焦点を当て、「ショッピング」「文化・観光」「グルメ」「イベント」「展示」の連動を促進する上に、多層の商業・観光・文化イベントや消費関連展示会イベントを開催し、フェスティバルをもって市場を盛り上げ、新たな消費活力を引き出す。
今年中に複数の集積的革新制度の成果を実現し、国際消費センター都市が新たな消費環境を作るために助力する。上海市は、浦東新区が化粧品産業の革新発展関連政策に依拠し、化粧品輸入サンプルの利便化と個性化のオーダーメイドタイプ消費を推進する。保税区域内の対外貿易一体化試行を展開し、グローバル運営管理(GOM)、グローバル貿易決済、グローバル仕分配送など機能の発展を加速し、輸入した新車種が海外と同時に発売することを支援する。それに、海外在住者の中国国内でのモバイル決済の利便化措置を模索し、主要商業圏、商業街が若干の「海外在住者中国国内におけるモバイル決済モデルシーン」を設立することを励す。