陸家嘴金融エリア
写真・VCG
中国(上海)自由貿易試験区陸家嘴金融エリアは計34.26平方キロメートルで、対象範囲は西が黄浦江まで、南が龍陽路、錦繍路まで、東が錦繍路、羅山路まで、北が黄浦江までとしている。
陸家嘴金融エリアは国内の最も完備な金融市場システム、金融市場インフラ、金融生態環境に恵まれているため、金融機関の着陸、金融人材の結集、そして金融市場での取引が活発になる重要なプラットフォームを提供している。また、中央が中国(上海)自由貿易試験区を陸家嘴まで広げることにするにつれ、陸家嘴は上海の国際金融センターの核心機能エリアとしての地位が益々顕著になっている。
人民元の国際化がどんどん推進に、人民元に関する商品革新や、値決め、取引、決算などの国内外の金融機関が陸家嘴への進出がより加速している。銀行、証券、保険などの合計734社の資格を持つ金融機関が集められ、上海市での比例と浦東新区での比例はそれぞれ60%、90%で、その中、銀行関連機関は214社で、証券関連機関は320社で、保険関連機関は200社で、そして他の非銀行関連機関は1500社に達する。また、各種類要素市場は10社ほどで、各種類本社機構は300社ほどで、多国籍企業の地域本社は87社。さらに、海運関連機関は1078社で、その中に海運にサービスを提供している機関は863社で、金融に支える海運市場システムが整っている。
中国の上海自由貿易区の重要な一環として、陸家嘴は将来、開放度の最も高い、影響力の一番大きなニューヨークにあるウォール街、そしてロンドンにある金融街を参考にし、積極的に先進国の経験を手本として受け入れ、いま通用している国際ルールにつながる金融制度体系および、多面的海外収益を享受する「本社経済」といった現代型サービス業の発展に相応の制度を確立や推進する道を模索し、投資の円滑化や、貿易の自由化、金融の国際化、監督管理制度の革新などを引き続き推進し、より国際化、市場化、法治化のある公平で統一された効率的な経営環境の形成を加速し、国際金融センターとして主要なサポートエリア、国際海運センターとしてのハイエンドサービスエリア、国際貿易センターとしての地域統括会社集積エリアを建設するのに努力している。
2015年4月27日、中国(上海)自由貿易試験区管理委員会が開業すると同時に、中国(上海)自由貿易試験区陸家嘴管理局は発足した。当局は主に陸家嘴金融エリアの自由貿易試験区の改革試行地区役割を果たし、上海陸家嘴金融貿易区管理委員会と一緒になって事務をとっている。その中に、事務局、計画財務処、経済発展処、金融航運サービス処、行政許認可サービス処、総合事務協調処といった六つの処が設けられている。
関連情報:
中国(上海)自由貿易区陸家嘴金融城企業サービスセンター相談窓口
住所:上海浦東新区塘橋新路87号1号館1階陸家嘴金融城企業サービスセンター
電話:021-60893775
お問い合せ内容:投資プロジェクトの申請および承認、外国投資登録などの業務
第一サブセンター:021—60930191
第二サブセンター:021—60930198
第三サブセンター:021—60752585-835
第四サブセンター:021—58511930
第五サブセンター:021—33787800
陸家嘴経済発展促進センター:021—60893762