多国籍医薬品企業中国市場を楽観視 複数の大手企業がCIIE2023に出展契約
2022年第5回中国国際輸入博覧会(輸入博、CIIE2022)で世界大手医薬品企業15社が初めて一堂に会したことからは輸入博の人気がわかる。第6回輸入博医療品展示エリアプロモーション並びに薬品専門委員会今年度第1回会議がこのほど行われた。関係者によると、出展意向のある関係医薬品企業が積極的に申し込みをしており、それに複数のトップ多国籍医薬品企業が第6回輸入博に出展することを確定し、ともに輸入博のチャンスをシェアするという。
写真来源:中国国際輸入博覧会公式サイト
Novartisは、スイスのバーゼルに本社を置く世界トップクラスの医薬品会社であり、2018年の第1回輸入博以来、同社は毎年も積極的参加している。「いままでの輸入博で当社は多くの先進的な治療技術を展示しました。また、輸入博は各方に幅広い交流のプラットフォームを提供し、異なる期待、需要、観点のぶつかり合いを促進しました。そして、より重要なのは、アイデアの火花はいつも価値のある先行実験、より広い範囲での政策発表と実施などを含む実質的な行動につながるものです。」Novartis ChinaのDaniel Paul BRINDLE総裁は輸入博が最新、最先端の技術や製品を展示するチャンスを提供していると考えいる。
Novartis ChinaのDaniel Paul BRINDLE総裁(写真来源:中国国際輸入博覧会公式サイト)
医薬品は業界の集積度が高く、企業の代表性が強いという特徴が見られる。国家会展センター(上海)の総裁アシスタント章偉民氏は「第6回輸入博は世界の医薬品業界の発展の最新トレンドと共通性のある話題に焦点を当て、人々のより良い生活への追求に視線を向け、世界をリードする革新的な医薬品、先端技術とサービスを集中的に展示します」と説明した。
現在、MSD、AstraZeneca、Pfizer、Roche、Sanofi、武田薬品、Novo Nordisk、Organon、Novartis、Bayer、Johnson & Johnson、Boehringer-Ingelheim、GSK、 Lilly 、TEVA、Gilead Sciencesなどのグローバル・フォーチュン500社入り企業やリーディングカンパニーが出展を契約した。