2023年5月10日は第7回中国ブランドデー。今年のブランドデーのテーマは「中国ブランド　世界と共有；ブランドで新しい力を、品質で新しい生活へ」であり、期間中2023年中国ブランド発展国際フォーラム、中国ブランド博覧会を開催した。

そのうち、2023年中国ブランド発展国際フォーラムは１つのメインフォーラムと12のサブフォーラムから構成された。メインフォーラムは関連機関、地方政府、国内外の有名な専門家や学者、ブランド企業の責任者などを招き、今年のテーマやブランドの発展政策、理論及びブランド建設における革新的実践などをめぐり、講演をし、交流を行った。12のサブフォーラムは農業、製造業、サービス業などの分野に及び、消費拡大、地域発展、農村振興、社会責任などのテーマをカバーした。

中国ブランド博覧会は同時にオンラインとオフラインの展示プラットフォームを構築した。上海万博展覧館で開催されたオフライン展は、敷地面積が約6万平方メートル、テーマ展示エリア、総合展示エリア、テーマ展示エリアなどが設けられ、900余りの地方ブランド企業と38社の中央企業を対象に展示を行った。また、イベント期間中、現場でスタンプラリー、現場発表、見学、成果展示、無形文化遺産伝承、ゲーム、公演など一連の特色あるイベントも開催した。また、各地はブランド建設活動の実際に基づき、ブランドサロン、特別プロモーション、マッチング商談、新商品発表などの形を通じて、独自でブランド構築活動を展開し、多層、多角度、多チャンネルで中国ブランドのストーリーを物語った。

オフライン展を基盤とし、ニューメディアプラットフォームに依拠し、新しい考え方で設計・構築されたオンライン展はオフラインブランド展の盛況のもとで「オンライン・オフライン、バーチャル・リアル結合、スマート体験、内外連動」の没入型のクラウド同時展プラットフォームを作り上げた。1つのオンラインのロビー、38のオンライン中央企業パビリオン、37のオンライン地方パビリオン、及びオンライン特別展示エリアなどを設けた当該オンライン展は1900社以上の優秀ブランド企業を選定して展示を行い、通年オンラインで開催することで、ブランドの発展理念を広め、ブランドの発展の力を集結し、オンラインで全国民が参加し、全世界が共有する熱烈な雰囲気を醸し出した。

優秀なブランドは質の高い発展を象徴しており、質の強国建設を支える内的なもの。中国では2017年から毎年5月10日を「中国ブランドデー」とすることが定められた。国家発展改革委員会が関連部門や各地方と協同し、中国ブランドデーの特色あるイベントを開催し、ブランドの発展理念を広く伝え、ブランド発展の共通認識を固め、ブランド育成の雰囲気を醸し出すとともに、企業がブランドを全力で作り、政府がブランドを積極的に支援し、消費者がブランドに自発的に関心を持つという好局面の形成を促進し、中国のブランド建設の発展効果を拡大する。