6月8日、9日 世界金融開放と協力に焦点を当てる第14回陸家嘴フォーラムが開催
5月31日午前、上海市政府新聞弁公室は記者会見を開催した。上海市地方金融監督管理局の葛平副局長が第14回陸家嘴フォーラムについて紹介し、中国人民銀行上海本部の孫輝副主任、国家金融監督管理総局弁公庁の張忠寧副主任、上海証券監督局の王登勇副局長が共同で記者会見に出席し、記者の質問に答えた。
2023年6月8日から9日まで開催される第14回陸家嘴フォーラムは「世界金融の開放と協力:経済回復をけん引する新たな原動力」をテーマにし、いかに国と地域間の金融協力を強化し、発展への自信を高め、実体経済の質の高い発展をサポートし、世界経済の回復と金融安定を促進するかを話し合うことを目的としている。今回のフォーラムは7回の全体大会と3回の「浦江夜話」を設けており、議題は現在の経済、金融分野のホットな課題をカバーしている。また、今年のフォーラムは「科学技術革新金融ワークショップ」を増設し、「登録制と科学技術革新企業直接融資メカニズムの革新」「知的財産権金融で科学技術革新の新たなルートを貫通させ」「ベンチャー投資がスタートアップ企業の急速発展に助力」という3つの議題をめぐり、討論を展開する予定。
2008年から、上海市人民政府と国家金融管理機関が共同で主催した「陸家嘴フォーラム」はこれまで13回開催され、歴代の陸家嘴フォーラムはいずれも社会各界から注目を浴びた。毎回のフォーラムは国内外の経済・金融の重大課題をめぐり、各国政府や金融監督管理機関の上級者、世界の重要な金融市場、トップレベルの金融機関の責任者、有名な専門家や学者を幅広く招待し、共に交流し、検討し、考えを共有し、共通認識を集結し、上海国際金融センターの建設、中国の金融改革・開放、グローバル金融ガバナンスのために知恵と力を貢献する。
陸家嘴フォーラムは国の金融管理機関の強力な支援のもとですでに国内で権威ある金融フォーラム及び広範な影響力を持つ国際金融のハイレベルの対話プラットフォームとなり、国の金融管理機関が重要な情報を伝え、世界に声を発信するプラットフォームでもあり、上海国際金融センターの発展過程を見守っている。