第25回上海国際バイオ技術と医薬フォーラムが浦東で開催
6月13日、上海市バイオ医薬科学技術発展センターが主催する第25回上海国際バイオ技術と医薬フォーラムが上海国際会議センターで開幕した。今回のテーマは「革新策源の優位性を発揮、研究開発経済の高地を作る」。
国内外の専門家約200人が同フォーラムでスピーチを行い、「1+2+3+14」のイベントを開催した。つまり、開会式と基調講演が1回、非公開会議が2回、イベントが3回、特別テーマサブフォーラムが14回行われた。
今年に設立25周年を迎える同フォーラムは、すでに上海バイオ医薬科学技術の発展を促進する「貯水池」となり、上海バイオ医薬産業に新たなイノベーション原動力を注入し続けている。25年「灌漑」されてきた同フォーラムは規模が小から大になり、業界での影響力は絶えずに高まり、上海バイオ医学界の象徴的な盛会となった。今年の開幕式では、特別に25周年表彰式が設けられた。
同日の基調講演に国内外のアカデミーや専門家、多国籍企業の管理者が集まり、バイオ医薬革新発展の明るい前途を見通しただけでなく、注目を集めた分野の最前線の進展及び今後の進路についてもわかりやすくて踏み込んで話し合った。
2回の非公開会議と14回のサブフォーラムは変革をもたらす技術をいかに産業の需要と迅速に結びつけるか、最先端のホット課題をいかに産業の新たな発展に役立てるかに焦点を当てた。
13日に開催された「非公開会議:バイオ医薬変革技術ハイエンドフォーラム」では、復旦大学人工知能革新と産業研究院の漆遠院長などの学者が、人工知能のバイオ医薬産業への応用経路について話し合った。同日に開催された「非公開会議:バイオ医薬金融サービス」では、金融界、バイオ医薬産業界の関係責任者は「金融がバイオ医薬企業のサイクルジャンプに助力」「バイオ医薬金融サービスエコロジーの最適化」などの課題をめぐり、効果的な話し合いを行った。
上海市バイオ医薬科学技術発展センターが主催する「第13回上海医療設備とバイオ技術展覧会」は、フォーラムと同時に上海国際会議センターで開催された。国内外の企業約50社が出展し、出展面積は約3000平方メートルに達し、医産学研協同の大きなプラットフォームを構築した。その中、多くの浦東企業も参加し、細胞と遺伝子治療、合成生物、核酸薬品、抗体薬品などの革新的なバイオ技術製品を展出した。
14 日-15日の2日間、14回のサブフォーラムが集中的に行われた。この中には、「細胞治療の最先端技術と応用」「合成生物学の革新応用」など、産業の最先端のホット課題をテーマにしたものがあれば、産業発展の鍵となる「長江デルタバイオ医薬イノベーションエコロジーと協力発展」「臨床需要駆動による革新薬物の開発」に注目する重要なフォーラムもある。