第1回「浦東海運ウィーク」が年内に開催、全世界に招待状を出す
6月15日、「陸家嘴産業金融フォーラム2023-アジア海運及び物流サミット」で第1回「浦東海運ウィーク」が正式に世界に招待状を出した。
関係筋によると、第1回浦東海運ウィーク(Pudong Shipping Week: PDSW)シリーズイベントは今年12月4日から9日まで開催される予定で、世界の海運市場の主体を募集し、ともに業界盛会を開催し、業界内の踏み込んだ交流、情報共有の円滑化、資源のマッチングなどを促進し、中国大陸初の国際化、市場化、専門化の海運ウィークブランドイベントを作り出す。
浦東新区委員会常務委員・副区長の楊朝氏は、「第1回浦東海運ウィークは全世界に向けて招待状を出し、業界の参加を期待しています。業界と共にチャンスをつかみ、細分化された分野で取り組み、突破を図り、浦東海運の質の高い発展を加速させ、上海国際海運センターの『全面的な建設』に貢献することを願っています」と話した。
第1回浦東海運ウィークには以下の四つの特徴がある。第1に、市場ニーズが主導すること。企業や機関に各種のイベントを主催してもらい、組織の形態においても参加主体においても市場の活発性と能動性を十分に発揮する。第2に、先端イノベーションがリードすること。デジタル、スマート、グリーンモデル転換に対応し、イノベーション産業エコロジーを作り、新しい分野の発言権を先取りする。第3に、浦東の海運特色。「クルーズ船のスマート製造」「東方ハブ」「金融・資本・貿易と海運の融合」など優位性のある産業や重要なプロジェクトを中心に豊富な活動を展開する。第4に、多元的な融合を実現すること。厳粛で専門的なフロンティア話題の交流があれば、活発な業界盛会があり、海運と各業態の十分な融合を実現する。
サミットでは、浦東新区商務委員会(海運事務局)が第1回「浦東海運ウィーク」シリーズイベントについて、海運金融、港湾、物流、航空、クルーズ船など世界海運業の最先端の発展傾向と情報を公表し、中国(上海)自由貿易試験区の新たな制度型開放、革新的な措置を初披露した、また、複数の海運デジタル化、グリーン低炭素モデル転換の成果とプロジェクトがこれから世界初公表を迎える。
情報技術と金融革新の進歩とともに、浦東海運はハイエンドの海運サービス業集積、産業チェーンとサプライチェーン整備、制度革新という発展パターンを形成しており、すでに1万社以上の海運企業と1000社以上の認定プレートを持つ金融機関が集まっている。
ここ数年、浦東は全世界をカバーする海運ハブの建設を深化させ、海運産業チェーンが完全で、市場主体の交流が密接で、業界内のイベントが頻繁に開催されている。