グリーン低炭素のフロンティア技術策源地とグリーン低炭素産業先導エリアの構築に力を入れる浦東
7月19日、第1回浦東新区グリーン低炭素産業発展大会が開催された。上海市政府副秘書長、浦東新区区委員会副書記、区長杭迎偉氏が出席し、浦東新区グリーン低炭素産業促進センターの除幕を行った。また上海市経済と情報化委員会副主任阮力氏、浦東新区副区長呉強氏、中国科学院院士褚君浩氏らと共同で浦東新区グリーン低炭素産業発展連盟の発足を公表した。
浦東新区グリーン低炭素産業促進センターと浦東新区グリーン低炭素産業発展連盟は二酸化炭素排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの目標に焦点を当て、工業の省エネとグリーン発展に立脚し、重点企業、科学研究機関、金融資源、社会機関など各側の力を集結し、全方位の、多元化の資源優位性と協力メカニズムを形成する。浦東地域のグリーン低炭素産業の発展を促進する強固な両翼となり、グリーン低炭素産業の発展の新たな原動力を構築し、経済社会の全面的なグリーンモデル転換を推進するためにより多くの浦東経験と浦東モデルを貢献するように取り組む。
「省エネ・低炭素モデル」「ゼロ炭素モデル」「グリーン製造モデル」の建設活動を展開することは、上海市の二酸化炭素排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの目標を徹底して実施し、産業のグリーン低炭素モデル転換を先導する効果的な方法である。ここ数年、浦東は複数のモデル部門を育成し、政策システムを構築し、支えとなるエコロジーを強化してきて、グリーン低炭素イノベーションの策源と産業発展の最先端に立っている。
同大会によると、「十三五」(第13次五カ年計画)以来、浦東新区は累計39カ所のグリーン工場、8カ所のグリーンサプライチェーン、22種類のグリーン製品、3カ所のグリーンパークを創設し、全市で上位を占めている。また、4カ所のゼロカーボン工場、2カ所のゼロカーボンパーク、1カ所のゼロカーボンデータセンターを創設し、全市1位になった。同大会では、浦東地域の優秀なグリーン低炭素産業パーク、省エネ・低炭素モデル基地、ゼロカーボンモデル部門及びグリーン製造モデル部門が認定プレートを授与された。
未来に向け、上海市はグリーン低炭素産業を4つの新分野の一つに位置づけており、加速して配置している中、全市の工業経済の安定器、バラスト、動力源である浦東は公共サービスプラットフォームの構築、産業イノベーションエコロジーの最適化、新興技術の融合発展の推進、政策支援システムの整備などの全方位の取り組みを通し、グリーン低炭素のフロンティアコンセプトの検証、重要技術の難関攻略、イノベーション応用の転化、モデル作成の先導などの分野で力を発揮し、グリーン低炭素フロンティア技術の策源地、グリーン低炭素産業先導エリアの構築に力を入れる。
大会では、院士や専門家たちがグリーン低炭素の科学技術イノベーションのトレンドなどのホットな課題についてすばらしい講演を行った。「ダブル炭素産業交流会」では、学界と企業界からのゲストたちが「低炭素化産業エコロジーの育成」というテーマをめぐって深く話し合った。
当該大会は浦東が産業のグリーン低炭素産業への転換を、グリーン低炭素産業の発展を促進するための先行模索である。今後、浦東新区グリーン低炭素産業発展大会はこれからも開催され、浦東がより完全なグリーン低炭素産業エコロジーを作ることに助力し、浦東地域のグリーン・低炭素化とグリーン低炭素産業化の発展にエネルギーを与えていく。