上海自由貿易試験区の「グローバルハブ」プロジェクトは世界市場の往来を拡大するために「新たな窓口」を提供している。2022年11月10日、スペイン館は正式に「グローバルハブ」に加わった。スペイン館館長大福（David Brode）氏は自由貿易試験区の政策の優位性と輸入博の波及効果に依拠し、スペインのハイクオリティな製品を中国に導入し、中国の消費者により多くの選択肢とより高い価値を提供する。

上海自由貿易試験区のワイン取引センター（WINEXSH）のワイン輸入量は上海市全体の約70%を占めている。WINEXSHとの協力を通じ、David Brode氏はより多くのスペインのワインを中国市場に導入し、実際の行動で中国市場を深耕する決意を示した。これらの上品なワインを味わう中で中国の消費者がスペインの熱情と自由の風情を感じる。

料理が好きで、ル・コルドン・ブルーを卒業したDavid Brode氏は、シーフード、フランス料理、スペイン料理に精通している。上海自由貿易試験区の貿易利便化に基づき、より多くのハイクオリティなスペインの食材と原材料が中国消費者の食卓に出ている。David Brode氏は純粋なスペイン風味と特色をより多くの中国人にもたらし、美食で中国とスペインを緊密に繋いだ。

「浦東は私にとって唯一無二の存在です」とDavid Brode氏は言った。上海市で12年間生活し、仕事した彼はこの都市の変化を見守ってきた。David Brode氏は上海自由貿易試験区のこの次の10年の開放と発展を期待している。