菅匡彦:自由貿易試験区で「中国スピード」を感じ
上海自由貿易試験区 アップデート: 2023-10-08
1997年、現在三井住友海上火災保険(中国)株式会社の取締役社長を担当している菅匡彦氏が中国語を勉強しに初めて上海に来た。当時の浦東は開発開放の初期にあたっていたが、活気に満ちていた。その後、「中国スピード」を身を持って目撃し、体験した菅匡彦氏は上海国際再保険センターの建設のために「外資系企業の知恵」を貢献した。
2007年に三井住友海上は浦東で主に財産保険業務に携わる独立法人子会社を正式に設立した。当時、陸家嘴の金融センターの建設といった目標を聞いたため、陸家嘴に入居し、浦東地域で最初の一歩を踏み出したのである。2020年に三井住友海上多国籍企業の地域本部が設立された。現地政府の効率的な行政サービスのおかげで、準備から登録まで半年しかかからなかった。菅匡彦氏はこの「上海スピード」から上海の外資系企業誘致での誠意を深く感じた。
自由貿易試験区の越境取引に対応するため、三井住友海上(中国)は上海保険取引所、上海億通国際と協力して「スマート越境貿易保険プラットフォーム」を共同で構築し、ブロックチェーン技術を活用して効果的なリスク情報を集め、国際海運貿易に効率的で便利で安全なワンストップ式サービスを提供する。
中国と縁を結んで26年間、上海小籠包、蘇式スープ麺は菅匡彦氏の「第二の故郷」の味になっており、太極を学んだり、書道を練習したりする菅匡彦氏は毎日、中国文化の奥深さと長い歴史を満喫している。