デジタル化イノベーションに焦点を当て、GEヘルスケア・上海イノベーションセンターが浦東でオープン
GEヘルスケアの中国3ヶ所目の「イノベーションセンター」が11月16日、浦東新区の張江で正式にオープンした。浦東大企業開放革新センター(GOI)のメンバーである上海イノベーションセンターはデジタル医療技術と応用革新に焦点を当て、GEヘルスケアの中国研究開発の「スマートブレーン」を育成し、専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)インキュベーションキャリアを支援し、デジタル医療成果の転化を加速させるワンストッププラットフォームを作る。
上海イノベーションセンターは初期の敷地面積が4000平方メートルで、現在100名の研究開発専門家を有し、主にデジタル化イノベーションに焦点を当てている。上海イノベーションセンターの設立は、GEヘルスケアの分割後の世界正確医療戦略を体現すると同時に、「全面的な国産化、無境界の革新、協力・ウィンウィン」という中国戦略を深く推進する一里塚となった。
デジタル医療のシナリオ実践の深化につれて、より柔軟で、よりオープンな革新パターンで最先端技術とそのサービス対象である医者や患者の間の距離を短縮する需要がますます差し迫っている。このため、2021年からGEヘルスケアは「1年1配置」を行い、3年連続で北京市、無錫市、上海市にイノベーションセンターを3ヶ所設立した。この3つのセンターはそれぞれの強みを生かし、サプライチェーン、映像チェーン、デジタルチェーンに関するインキュベートプラットフォームを構築している。
関係筋によると、GEヘルスケアの中国初のデジタル医療に焦点を当てたイノベーションプラットフォームである上海イノベーションセンターはGEヘルスケアの3つのイノベーションセンターの中で規模が最も大きく、機能が最も充実したイノベーション実体。現在、同センターには100名の研究開発専門家がおり、4社のデジタルテクノロジ企業が第1陣の入居企業として入居した。上海イノベーションセンターは引き続きデジタル化イノベーションをもってGEヘルスケアの中国における1800名の研究開発エンジニアにエネルギーを与え、GEヘルスケア中国研究開発を駆動する「革新頭脳」となり、エコパートナーと共にデジタル化のフロンティア技術と診療一体化計画の実施を模索していく。
「中国はGEヘルスケアの米国以外で最大の単一国家市場であり、私たちはここで30年余り深耕してきました。上海イノベーションセンターが北京市と無錫市のイノベーションセンター、そしてGEヘルスケアの中国での各生産拠点と力を合わせてデジタル医療イノベーションを持続的に推進していくことを期待しています」とGEヘルスケアグローバル総裁兼最高経営責任者Peter J. Arduini氏は上海イノベーションセンターの開幕式で言った。「中国経済は強靱で潜在力が大きく、医療市場は拡大し続け、医者と患者のニーズはますます増加しており、政府は発展を促す政策を次々と打ち出しています。だからこそ、GEヘルスケアは変わることなく中国での長期的な発展と投資に力を入れ続け、中国14億人の多元化した医療・健康のニーズを満たすために絶えず取り組んでいくと自信をもって言えます」と同氏は付け加えた。