浦東新区「GOP計画」推進大会が開催、第9回本部経済十大代表例が公表
12月12日午後、浦東新区で「浦東新区グローバル・オペレーション・プログラム(GOP計画)推進大会並びに第9回本部経済十大代表例公表会」が開催され、浦東新区が本部経済の発展の推進において新たな一歩を踏み出したことを示した。
中国の改革開放の重要な窓口となる浦東新区は本部経済を発展させ、さまざまな企業を誘致し、都市の競争力を高めることに力を入れている。現在、浦東新区には複数の分野に及ぶ1000社以上の本部企業があり、多国籍企業の地域本部、大手企業の本部、運営本部、地域性本部、民間企業の本部、貿易型本部、国際組織(機構)の地域本部などを含む。これらの企業は浦東地域の経済発展の推進、都市のエネルギーレベルと影響力の向上において重要な役割を果たしている。
本部経済の発展をさらに促進するため、2020年12月16日、浦東新区は保税地域で「グローバル・オペレーション・プログラム(GOP計画)」を打ち出した。当該計画は、より多くのグローバルな資源配置能力を持つ先導型の本部企業とグローバル運営会社が浦東に入居するように誘致し、浦東地域の世界産業チェーン、バリューチェーン、イノベーションチェーンにおける地位を高めることを目的とするもの。同計画がスタートしてここ3年間、育成プログラムに組み入れられた企業が180社に達した。
今回の大会で浦東新区がグローバル運営企業の質の高い発展を支援する一連の措置を発表した。今後3年間、浦東新区はエネルギーレベルの向上、機能の開拓、革新によるエネルギー付与、サービスの効率アップといった4つの行動を重点的に実施し、ハイエンド要素の配置能力を備えた先導型の本部企業とグローバル運営企業を重点的に導入・育成し、本部企業の貿易、研究開発、決済などの新機能の開拓を指導・促進し、本部経済のエネルギーレベルの向上を実現し、世界産業チェーン、サプライチェーン、バリューチェーンにおける重要なハブを作る。現場で、新たにGOP計画に組み入れられたグローバル運営企業が所在の開発区と契約を交わした。
また、大会でエネルギーレベルの向上、機能の複合、海外開拓といった3つの次元から、第9回本部経済十大代表例を発表した。浦東新区は2014年から8年連続で「浦東本部経済十大代表例公表」イベントを開催し、各種類の本部企業の代表例を132件発表した。今年、浦東新区は代表例の選定標準をさらに高め、公表された代表企業は各自の分野で高い影響力を持ち、本部企業が業界の先導、資源の配置、科学技術の革新、質と効率の向上、機能の複合、牽引能力、経済貢献などでの成果を展示した。
中国の改革開放の重要な窓口、経済中心地の一つである浦東新区は市場化、法治化、国際化のビジネス環境の構築に取り組んできた。今後、浦東新区は引き続き国内外の企業や機関との協力交流を強化し、より優れる本社経済の発展エコロジーを作り、本社経済がより広い分野、より質の高い発展を遂げるように導いていく。