このほど、外高橋に位置する「全球匯」プロジェクトは「6+365日」の常設展示取引という重要な機能を発揮し、輸入博の波及効果を活かし、市民が海外に出なくてもワンストップで買い物ができるようなイベントを開催した。新年ショッピングシーズンにあたり、外高橋「全球匯」国別地域センターは各国家館の輸入品や輸入博の展示品を出して「新年祝い市」を開き、オセアニア、ヨーロッパ、アジアなどの異なる地域の特色ある商品を集めた。

「世界中のよい商品を陸家嘴商業圏に持ち込むことで、より多くの方々に輸入博の商品を届け、輸入博の展示品を身近でいつでも購入できる商品にするとともに、市民の新年の買い物需要を満たすこともできました」と上海市外高橋国際貿易運営センター有限公司の李春曦副総経理は言った。　

輸入博に依拠し、東ティモールのコーヒーは急速に中国市場に進出するようになった。今年第1回中国—ポルトガル語国家経済貿易博覧会(マカオ)で開催されたポルトガル語圏諸国コーヒー豆コンテストで、東ティモールの高山アラビカコーヒー豆が優勝を獲得した。今回の市でこの「チャンピオンコーヒー豆」を味わうことができた。

コーカサス地区には素晴らしいワインがあり、この市で多くの良質なワインが見られた。例えば、人類の歴史の中で最初にワインを醸造した国のグルジアのアンバーワイン、フランスのローヌ渓谷のクラフトワイン醸造所であるシャトー・デ・グランジュ・ドールのワイン、古代シルクロードにあるアゼルバイジャンで生産された独特のザクロワインなど。

このほか、シリアのバラ精油、オリーブ石鹸、ローズティー、パキスタン精巧なカラージェムストーンシリーズ製品と銅器製品、チェコの美しさと革新を兼ね備えたクリスタル製品、ペルーのアルパカ製品、モンゴルの天然野生シーバックソーンジュース、フランスの伝統的な手作りソーセージなども揃っており、消費者は海外に出ずに世界から特色ある商品を満喫することができた。

この「新年祝い市」12月23日まで開催された。そして陸家嘴センターL+Mallの５周年にもあたるため、テーマアート展、テーマミュージックパーティー、ポイントギフト、TIKTOK共同購入券などのイベントとキャンペンも行われ、実体商業の消費体験が充実するようになり、新年の消費ブームが巻き起こされた。