APEC都市持続可能な発展と科学技術イノベーション会議が浦東で開催
1月10日、浦東にある上海国際会議センターで「2024アジア太平洋経済協力会議(APEC)都市持続可能な発展と科学技術イノベーション会議」(以下は「会議」と略称)が開催された。会議は「2023アジア太平洋経済協力会議都市持続可能な発展と科学技術イノベーションコンテスト」(以下「INPUT2コンテスト」と略称)のオフライン交流イベントである。
「科学技術が産業革新力に弾みをつけ、アジア太平洋の繁栄を手を携えて促進」をテーマにした今回の会議には、中国、中国香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、ペルー、チリ、メキシコなど10のAPEC経済体の代表約200人が参加した。
関係筋によると、INPUT2コンテストは2023年4月、APEC科学技術イノベーション政策パートナーシップ(PPSTI)から正式に承認され、APECの各経済体に向け、グリーン経済、持続可能な交通発展、住みやすい都市といった3つの重点分野の事例と応用プロジェクトを募集することを目的としており、これを持って科学技術とイノベーションを促進し、デジタル経済を発展させ、低炭素グリーン交通を発展させ、アジア太平洋の経済繁栄の振興に積極的に貢献する。
2023年9月30日までに、中国、中国香港、メキシコ、マレーシア、ペルー、タイの6つの経済体の政府機関、科学研究機関と大学、及び企業から計108点の作品が提出された。中国、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国、中国香港の6つの経済体からの13名の専門家からなる専門家グループの審査を経て、「2024アジア太平洋経済協力会議科学技術イノベーション賞(APEC PPSTI Prize for Science & Technology Innovation,APSTI)」の金賞、銀賞、スタートアップ賞、女性・子供友好賞、ベスト・イノベーション賞、ベスト実践賞、優勝賞、ノミネート賞など、計40点を選出した。
関係筋によると、APSTIの各賞の事例は今回のコンテストの活動報告に収録され、「APEC都市持続可能な発展青書」が形成し、APECの公式出版物としてAPECの公式ウェブサイトに発表され、各経済体に広く伝え、国際地域都市の持続可能な発展理念の交流と共有を持続的に促進し、アジア太平洋の協力を促進する。
同日、「グリーン低炭素モデル転換、環境ガバナンスと生態保護及び都市低炭素応用シーン」「都市交通と新エネルギーの応用・交通計画とスマート交通システム・スマート移動とスマート都市・スマートコネクトと無人運転技術」「デジタル化モデル転換と都市ガバナンス」などのテーマに及ぶ3つの並行フォーラムが開催された。各関連分野の専門家や学者、業界のエリートを招待し、考えを共有してもらい、計37の受賞事例の代表者がその事例についてシェアを行った。