春節連休、上海海通埠頭自動車輸出入台数が再び記録を更新
上海自由貿易試験区 アップデート: 2024-02-27
2024年の春節連休に、上海外高橋港の海通国際自動車埠頭(以下は外港海通埠頭)で輸出入された自動車は約3万台となり、前年同期比で30%近く増加した。同期間中、上海出入境検査ステーションの外高橋出入境検査ステーションで検査された輸出入自動車を載せた国際航行RORO船は20隻近くで、前年同期比で17%以上増加した。
奇瑞、長城、北汽などの自動車1700台余りを載せたパナマ籍のRORO船がこのほど、上海外高橋港を出発した。外高橋国境検査ステーションはサービスを積極的に前倒し、手続きの流れを最適化させ、国際航行船舶のオンライン事前届け出・事前検査を全面的に実施し、オンライン手続き、手続き予約などの方式を通じ、国際航行船舶に「港湾での待ちなし」、「遅延なしの出港」の通関サービスを提供する。これらの通関便利措置により、当該貨物船は荷役作業を速やかに完了し、中東に向かった。
「2023年、外港海通埠頭から毎日2―3隻のRORO船が出港し、毎日約3000台の自動車がここから世界100余りの国と地域に出荷された。上海出入境検査の「港湾での待ちなし」、「遅延なしの出港」の通関サービスで埠頭の完成車輸出入の能力が大幅に向上された。年間延べ800隻のRORO船が便利な通関サービスに恵まれ、企業の生産作業時間を1000時間以上節約し、埠頭の係留費、燃料費、人件費などの経済コストを1千万元以上も節約した」と上海海通国際自動車埠頭有限公司埠頭運営部執行総監黄日波氏は言った。
関係筋にとると、外港海通埠頭2023年年間自動車輸出台数は約102万5000台で、2022年に初めて100万台を突破した上で過去最高を更新したという。