浦東地区、11の多国籍企業地域本部と4つの外資系研究開発センターが新たに認定
7月25日、上海市で第39陣の多国籍企業地域本部と研究開発センターの認定式が行われ、新たに認定された30の多国籍企業地域本部と15の外資系研究開発センターが認定書を授与された。そのうち、浦東新区は11の多国籍企業地域本部、4つの外資系研究開発センターが新たに認定された。
この11の多国籍企業地域本部はHI-P上海公司、パナソニック電器機電、大昌華嘉(DKSH)、シーメンス・エナジー、アングロ・アメリカン(中国)、ギリアド・サイエンシズ(上海)、グラクソ・スミスクライン(上海)、伊藤忠丸紅鋼鉄(上海)、GLイベンツ(上海)、オルガノン(上海)であり、4つの外資研究開発センターはPAQUES(上海)、オーチス・エレベータ・カンパニー(上海)、AMWAT(上海)科技発展有限公司、逐点半導体(上海)である。
一部の地域本部と研究開発センターについて
(写真・WeChat公式アカウント「中国上海自貿試験区」、以下同じ)
グラクソ・スミスクライン(GSK)の中国本部であるグラクソ・スミスクライン企業管理有限公司が多国籍企業地域本部に認定されたのは、同社の中国での発展レベルをさらに高め、事業の革新に活力をもたらすとともに、同社の世界的な事業の発展のために中国ならではの潜在力を与える。グラクソ・スミスクラインはグループ戦略の重点となる中国市場の役割を十分に発揮し、上海市の浦東地区に根を下ろし、薬品とワクチンでより広範な健康に及ぼす影響力をもたらす。
1918年に設立されたパナソニックグループは世界で有名な総合的な電子製品メーカーで、パナソニック電器機電(中国)有限会社は1996年に浦東新区で登録され、浦東新区の最初に認定された事業本部である。設立以来、パナソニック電器機電はグローバル事業の開拓を加速し、全世界で集中契約、集中調達、調達統轄、トレーニング管理などの機能を実現する。今後、同社は引き続き浦東地区に立脚し、資源配置の能力を強化し、新しい市場を積極的に開拓し、新製品を打出し、全世界の顧客に優れた電子部品とソリューションを提供する。
オーチス・エレベータ・カンパニーはここ171年、乗用エレベーター、荷物用エレベーター、エスカレーターの製造、設置、サービス提供に携わり、そしてオーチス科技発展(上海)有限公司は同社のグローバル研究開発センターの役割を引き受け、エネルギー消費低減の革新、スマート化エレベーターシステムの研究開発、エレベーターの安全性向上などの面で突破を図る。中国のデジタルインフラ建設とスマートシティの建設と発展に伴い、オーチスはデジタル化とモノのインターネット技術の応用拡大に力を入れ、より快適で安定したエレベーター乗用体験を作り出す。
改革のさらなる全面的深化、中国式現代化の推進という戦略的配置に立脚し、浦東は本部企業により効率的で便利なプロフェッショナルサービスを提供することに取り組み、本部企業のオフショア貿易、越境電子商取引、国際仕分け、保税研究開発、グローバルメンテナンスなどの新しいビジネスの発展をサポートし、有利なチャンスをつかみ、よりハイレベルな本部経済の発展を実現する。