融資規模約百億元の複数グリーン金融プロジェクトが浦東で実施決定
12月5日に開催された上海市グリーン金融発展並びに浦東新区イノベーション推進大会で、第1陣の中小企業環境情報開示と金融機関炭素排出情報開示が試行された。新たな「浦東グリーン金融イノベーション事例10件」「グリーン金融発展事例10件」が表彰された。同時に12件のグリーン金融プロジェクトが調印して浦東で実施されることになり、融資規模は百億元近くに達した。
金融気象はグリーン金融の重要な分野である。中国気象局と上海市政府の部市協力重点プロジェクトとして、上海金融気象イノベーションセンターは「気象×金融」の科学技術イノベーションをめぐって、気象データ、都市データ、金融データの乗数効果を発揮し、気象が浦東のデータ要素産業とデータビジネス新業態の発展に全面的に溶け込むよう促進し、気候投資融資の試行とグリーン金融商品のイノベーションに活力を吹き込み、浦東が世界の気候投資融資センターになるよう促進していく。
(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)
近年、浦東はグリーン金融政策体系を健全化し続けている。「上海市浦東新区グリーン金融発展に関する若干規定」が実施された以来、浦東は「上海市浦東新区ファイナンスリース発展に関する若干規定」「上海市浦東新区気候投資融資プロジェクトバンク管理暫定弁法』「上海市浦東新区気候投資融資プロジェクトの登録評価実施意見(試行)」「浦東新区環境汚染責任保険管理暫定方法」などの政策文書を続々と打ち出した。また、浦東は金融機関炭素排出計算と情報開示ガイドラインを研究・策定し、全国初の地方政府による多業態金融機関向けの炭素計算と情報開示の制度文書となり、金融機関が科学的に環境情報開示を行うために浦東モデルを立てた。
浦東のグリーン金融市場の活力と製品規模も向上し続けている。2024年9月末までに、23社の重要内外資銀行の浦東地区のグリーン融資残高は前年同期比22.2%増の4085億元となった。気候融資残高は3853億元で、前年同期比20.4%増加した。浦東のグリーンとESG債券の存続規模の総額は1361億元で、上海市の61%を占めた。浦東のファイナンスリース機関のグリーンリース資産残高は約6300億元である。
浦東は全力でグリーン金融改革のテストケースを作っている。世界初の「中欧共通分類カタログ」の低炭素水素製造グリーンローン、全国初の持続可能に関連をつけた資産証券化製品(初の「カーボンニュートラル+持続可能」に関連をつけたデュアルイノベーションの資産証券化製品でもある)、全国初の新エネルギー炭素資産損失保険などのグリーン金融商品が大会で発表された。同時に、気候投資融資改革試行も段階的な進展を遂げ、気候投資融資試行サービスプラットフォームと上海グリーン金融サービスプラットフォーム浦東専用版が開発され、使用開始した。気候投資融資プロジェクトのオンラインの産業ー金融連携機能を初期的に実現した。
また、浦東はグリーン金融の発展を支える最適なエコロジーを全面的に作っている。グリーン金融の発展を促進するため、浦東はグリーン建築のモデルプロジェクト、超省エネルギー建築、既存建築の省エネルギー改造、グリーンエコ都市圏に対して政策的な支持を提供し、グリーンプロジェクトの融資を行う中小規模・零細企業に対して支援と保険料補助を強化し、グリーン金融人材の戸籍取得、定住、出入国と滞在などに全方位の便利なサーブスを提供する。グリーンファイナンスリースとグリーン資産管理紛争の多元化された解決方法を模索し、「炭素排出指数」「カーボンシンクプロダクト」を名乗った偽金融プラットフォームの詐欺事件を取り締まる。グリーン金融の国際協力を積極的に展開し、グリーン金融、持続可能な発展などの面で国連環境計画と協力を展開し、国際金融センターネットワーク(FC4S)アジア太平洋センター、クライメート・トランジション・ボンドなどの国際機関が浦東進出することを促進する。
出典:WeChat公式アカウント「浦東発布」