上海海事局が重要措置を発表、自由貿易試験区の海運業の発展加速を支援
先日、上海海事局は「中国(上海)自由貿易試験区の高水準な開放の支援と海運関連産業の質の高い発展の促進に関する上海海事局の実施意見」(以下、「実施意見」)を発表した。

(写真提供・WeChat公式アカウント「上海海事発布」、以下同様)
「実施意見」は、先見性のある制度革新と実務的かつ的確なサービス保障を通じて、海運関連産業の質の高い発展に強力な原動力を注入するという目標を掲げ、「海運サービス業の能力向上」、「水上交通・物流のコスト削減、品質向上、効率化の推進」、「海運分野における新たな質の生産力の育成・発展」、「海事政策の供給強化」という4つの主要任務を軸に、16の具体的な措置を体系的に打ち出した。
「実施意見」では、海運サービス業の能力向上の加速化を明確に打ち出した。具体的には、海運関連の要素をさらに集積させ、ハイエンドな海運サービス能力を継続的に向上させる。これには、「海事+金融+保険」の安全サービスチェーンの構築、海事信用データの適正な活用による海運企業向け融資・保険サービスの強化、海運事業者に対する信用監督管理と企業支援サービスの効果的な実施、地方政府による海運取引プラットフォームの構築支援などが含まれる。

同時に、水上交通・物流のコスト削減、品質向上、効率化をさらに推進する。危険物の「単一運送状制度」(複合一貫輸送の全過程において複合一貫輸送事業者が発行する唯一の標準運送状)や「コンテナ輸送制度」(標準コンテナを固定の輸送単位とし、コンテナの積み替えや開封を行わず、コンテナのまま最終目的地まで輸送する方式)という輸送モデルの適用範囲を継続的に拡大する。「シルクロードEC」協力先行区の中心機能区の整備を支援し、「保税+」ビジネスモデルの革新を促進するとともに、デジタル・スマート技術を活用することで、危険物の越境貿易のデジタル化を推進する。
さらに、「実施意見」では、海運分野における新たな質の生産力の育成・発展を特に重視する。例えば、「スマート海運2030行動計画」を積極的に推進し、スマート海運交通強国パイロットプロジェクトの上海への誘致に積極的に取り組む。上海のグリーン燃料充填センターの建設を支援する。船舶からの新規汚染物質受入プロジェクトの実現を推進する。電動船舶の安全管理に関する立法作業を着実に進める。新型エネルギー貯蔵設備の安全輸送に関する研究パイロット事業を実施する。
「実施意見」は、「水上交通・物流のコスト削減、品質向上、効率化の推進」という観点から、「ブロックチェーン」などのデジタル技術の活用を深化させる必要性を強調する。現在、全国海事当局において初めて、「ブロックチェーン」技術を活用した海上輸送向け「新三種」(電気自動車、リチウムイオン電池、太陽光発電製品)危険物に関する行政申告の自動審査システムが、試験運用を開始した。

報道によると、上海水上「ワンストップ」紛争解決センター浦東支部自由貿易試験区事業所および上海海事局公職弁護士浦東事業所がまもなく発足し、「海事調停+仲裁」の資源を統合する予定だ。
出典:WeChat公式アカウント「浦東発布」、「上海海事発布」