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傅雷図書館、試行的に運営

上海浦東 2019-07-15

2年間の準備期間を経て、浦東で2番目に大きい図書館である傅雷図書館は最近、試運営を開始し、一般市民に公開された。

傅雷図書館は国内唯一の傅雷(中国近代の著名な翻訳者、外国文化研究者)をテーマとする図書館である。館内は傅雷文献館、新聞閲覧エリア、デジタル資料閲覧エリア、大人向け閲覧エリア、子供向け閲覧エリアと分けられ、第一陣の館蔵書は20万冊以上を達し、デジタル出版物5万種類、新聞紙200種類も揃っている。図書館は傅雷、文学、芸術、親子という4つのテーマをめぐり、傅雷の手稿、傅雷に関する文献などを展示する同時、220席の劇場と展示、会議などの機能を構える2つのマルチファンクションスホールで多種多様の文化活動も開催される予定。

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傅雷

上海大隠書局有限公司董事長の劉軍氏は傅雷図書館の特色について、3種類の館蔵資料を紹介した。一つは傅雷が翻訳したフランス文学をはじめとする世界中の文学作品、二つは『傅雷家書』など親子関係や子供教育に関する作品、三つは『世界美術名作二十講』が代表とする音楽、絵画などの芸術を紹介する作品。

また、傅雷図書館は大隠書局と協力し、毎日の深夜12時まで営業する「深夜書房」を開設した。「サービスタイムを伸ばし、深夜まで利用したい若者読者たちのニーズにも応える」と劉軍氏は語った。同氏によると、「深夜書房」はただの自習室ではなく、館蔵書の閲覧、文房具・文化クリエーティブグッズと食べ物の販売など、様々なサービスも読者に提供する。図書館利用者の李さんは、「傅雷図書館は本が揃っているだけではなく、特色のある内装も美しい。きっと浦東の新たなランドマークになるでしょう」と傅雷図書館を高く評価した

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「深夜書房」

傅雷図書館はまもなく正式に開館し、読書会や文化体験活動も数多く開催するという。では、図書館の利用について詳しい情報をお届けする。

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利用時間

月曜日:13:00-17:00

火曜日から日曜日まで:9:00-17:00

「深夜書房」:毎日9:00-24:00

場所

浦東新区周浦鎮沈梅東路800号