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世界最大のサテライトが利用開始=上海浦東国際空港

上海浦東 2019-09-15

上海市政府記者会見での発表によると、浦東国際空港の増築工事はすでに完了し、世界最大の空港サテライトと都市鉄道の輪軸・レール制式を初導入したメトロシステムが9月16日に利用開始される予定。

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浦東国際空港サテライト 写真・上海発布 

紹介では、サテライトがT1・T2ターミナルの南に位置し、発着便や乗り継ぎ便などのサービスを提供する。乗客はメトロシステムでターミナルとステライト間を移動できる。メトロは、最高速度が時速80キロメートルで、片道が最短2分30秒しかかからなくて、5分以下の間隔で運行するという。

上海空港(グループ)有限公司の馮昕総裁は、サテライトは90の搭乗口を増加し、飛行機の直接搭乗率(シャトルバスを利用せず直接飛行機に搭乗する割合)を50%から90%まで上げると表明した。またサテライトが利用開始後、特殊車両の使用も減少し、年間ディーゼル油1623トンまで節約する見込みだという。 

上海航空ハブのインフラは近年だんだん整備され、アジア太平洋地域の大型航空ハブを形成させてきた。現在では、上海浦東・虹橋国際空港は4つのターミナルを構え、1つの単体サテライト、5つ貨物エリア、6本の滑走路、435エプロン内のスポットもある。2018年のデータを見ると、浦東・虹橋国際空港の利用者数は3年連続世界第4位の延べ1.18億人で、取扱貨物量は11年連続世界第3位の418万トンに達した。

上海市交通委員会の謝峰主任は、次は浦東の総合交通ハブ建設について規画を行い、上海鉄道東駅と浦東国際空港を連動させ、世界一流なハイレベル総合交通ハブとしての地位を築くと語った。