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「イチョウ音楽会」は上海音楽庁に

上海浦東 2019-12-11

イチョウの黄葉が見頃になる12月上旬、ある特別な音楽会は上海音楽庁の南広場で開催された。上海音楽庁は2013年から、イチョウの並木という自然景観を楽しみながら音楽も聴ける「イチョウ音楽会」を行ってきた。大人気を博したこの音楽会はすでに恒例の行事となり、上海の「イチョウ祭り」と言っても過言ではない。今年3月1日から、上海音楽庁はメンテナンス工事による一時閉館するが、「イチョウ音楽会」は野外音楽会であるため、予定通りに行われた。

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「イチョウ音楽会」の様子(Chinanews.com)

今回この季節限定の音楽会に目当てに訪れる人も多くて、並木の下で家族連れや観光客たちがカメラを構える姿がたくさん見られた。そして今年は、音楽に合わせて中国の古典文学の中のキャラクターである「柳夢梅」の物語を演じた。中国の伝統的な民族楽器と西洋のチェロやギターによる合奏は観衆に耳に心地よく響き、斬新な体験をもたらした。

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写真を撮っていた観光客(Chinanews.com)