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ポルシェ、中国への投資を拡大

上海浦東 2020-03-18

「2019年、ポルシェは中国事業に成功を収めました」。ポルシェ中国区総裁兼CEOの厳博禹氏はこのほど記者から取材を受け、ポルシェの中国投資について触れた。

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ポルシェ上海 写真・VCG

データによると、去年ポルシェ中国の納車台数は前年比8%増の86752台に達し、年間世界販売台数の31%を占めた。中国は5年連続でポルシェの世界最大の単一市場となるという。また、ポルシェは去年金融サービスに関した、33519件もの契約を締結し、同期比23%増;金融サービスの市場浸透率は前年比5%増の40%;登録された中古車取引台数は3446台で、前年比20%増だった。

「新型肺炎の影響を受け、2月の業績は去年同期より60%ほど下がりました」。それに対し、陸家嘴管理局をはじめとする浦東の各政府部門は業績不振に陥ったポルシェに助けの手を差し伸べた。財政補助金支給や賃料減少・免除などの政策が実施され、ポルシェのような外資系企業が確かな支援を受けた。「今回で、上海は効率高い開放の都市だと実感しました。より多くの多国籍企業に上海、浦東で中国事業を展開することをすすめたいです」と厳氏は話した。 

厳氏はポルシェが中国への投資を拡大していくことを伝えた。披露された計画によると、ポルシェは中国で同社初のEV(電気自動車)スポーツカー、Taycanを発売し、それに関連するサービスも提供する。「中国市場はグロバール化発展の流れに乗ることからそれを導くことに転換しており、特にデジタル化や電気化などの分野ではそうでしょう。ポルシェは中国と共に持続可能な発展を遂げたいです」と厳氏は付け加えた。