ホーム>浦東情報

浦東、上半期のGDPが7000億元超 成長率13.7%

上海浦東 2021-08-10

VCG41N972627314.jpg

写真・VCG

このほど、浦東新区は上半期の経済動向報告を発表した。1月~6月期、浦東の域内総生産(GDP)は7163億元に達し、成長率は13.7%、2年間の平均成長率は6.5%で、いずれも上海市全体を上回った。新区の経済が持続的に回復し、生産と消費のニーズが安定した回復を見せており、全市の経済発展を後押ししたという。

1月~6月期、浦東の一定規模以上の工業総生産は5513億元、前年同期比19.1%増。自動車製造、航空宇宙、設備セットといった「ハードコア」産業は目覚しい成果を上げ、質の高い発展を促進する新たな成長分野となっており、特に自動車製造分野を見ると、上汽通用汽車、テスラの上海ギガファクトリーの生産高規模は400億元以上に及んだ。そこで、万億元規模の浦東工業全体が更に千億元以上の成長を実現する見込みだ。

1月~6月期、浦東の金融業は安定した成長を実現し、産業増加値は2275億元、前年同期比9.5%増。保険や証券市場を含む金融業は実体経済の成長が安定している背景の下で、経済の「バラスト」として役に立っている。

また、経済の回復に伴い、商業・貿易の発展が続き、消費経済も向上している。1月~6月期、浦東の社会消費財小売総額は36%増、その中で、オンライン新経済が著しい発展を遂げ、オンライン小売は66.3%増、越境ECは130%増。観光産業が急速に回復し、観光営業収入は96%増。自動車販売は前年同期比26%増。消費が経済成長に対する寄与がますます拡大しているという。