10月10日、上海国際コンシューマ・エレクトロニクス展（Tech G）が上海新国際博覧センターで開幕を迎えた。同展示会には、中国、アメリカ、日本、イギリス、オーストリアなどの国や地域から200社近くのテクノロジー企業が出展しているという。

会期中には、業界の人気話題に焦点を当て、今後の業界全体の発展について議論する多くの会議やフォーラムが開催される。その中で、GTIC 2024 中国AI PC イノベーションサミットは、生成AIとPC業界の高度な融合を中心に、生成AIがどのようにPC業界のアップグレードを促進し、またAI端末であるAI PCのイノベーションの進展と進化の方向はどのようなものなのかをめぐって全面的に議論を交わす。

（写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」）

さらに、次世代メタバースAI協同発展サミット・フォーラムでは、業界の専門家を招き、メタバース・AI技術がどのように未来の生活に貢献し、また新たな消費シーンクローズドループを構築するかについて議論し、上海と全国におけるデジタル経済の革新的発展を支援する。文化・スポーツメタバースに関する起業家サミットは、「メタバース」に焦点を当て、未来産業のイノベーション促進においてメタバースが果たせる役割について討論を展開するという。

そのほかに、国際コンシューマ・エレクトロニクス産業発展及びブランド海外進出フォーラム、シニア産業チェーン商談会並びに「スマート健康扶養小屋」試行会議、ICV産業エコ発展フォーラム、国際購買マッチング会議などのフォーラムも同時期に開催される。

（写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」）

10月10日から15日まで、上海国際コンシューマ・エレクトロニクス展（Tech G）、中国（上海）国際楽器展（Music China）共催の上海サマーXシリーズの特別イベント「上海国際コンシューマ・エレクトロニクスX音楽消費フェスティバル」が「ハード技術、流行りの音楽、新消費」をテーマとし、「浦東人気ショッピングエリアAI訪問地マップ」ミニプログラムを活用し、30以上の有名なショッピングモール、会場、景勝地、文化・博物館などと連携し、ショーの波及効果を十分に発揮すると報道されている。また、チケット半券を通じて、消費者を引き付け、指定されたショッピングエリアで限定特典を獲得し、消費を促したうえ、AI活用でビジネス、観光、文化、スポーツに関する展示会の新しい経験を深める。

展示会はまた、追加サービスと波及効果を全面的に発揮する。10月1日から15日までの15日間、百聯世紀購物センターと金橋国際商業広場という2つの高級ショッピングモールでブランドのフラッシュモブが開催され、豊かで多様な展示形式と深い没入体験の提供を中心に、五感とテクノロジーと音楽が出会うカーニバルに消費者を引き寄せる。