張江科学城の建設計画が正式に許可 総面積は94平方キロメートルにも
上海市政府は張江科学城の建設計画について、正式に許可すると公表した。その内容には、張江科学城の総面積を約94平方キロメートルとし、張江ハイテク園区をベースとして、中国ないし世界の新しい知識、技術革新の場と産業育成の場、現代的な新しい住みやすい地域と市レベル公共センター、世界一流の科学城に転換することが明文化された。
「一つのセンター・一つの核心、多くの輪と点、森に囲まれ」のデザインに基づき、教育・科学・研究用の敷地面積は21%以上を占め、住宅建築面積は約920万平方メートルを増設し、その中の890万平方メートルは賃貸住宅に用いられると計画される。近日中に実施すると計画された4本の軌道交通線路以外にも、5本の軌道交通通路が事前に確保された。
概況
張江科学城は、北は龍東大道、東は外環‐沪芦高速、南は下塩公路、西は羅山路‐沪奉高速までになる。国家量子センターなどの重大科学技術基礎建設の要求に応じ、総面積は約94平方キロメートルに達すると計画される。
ポジション
張江科学城は、張江ハイテク園区をベースとし、中国ないし全世界の新しい知識、技術革新の場と産業育成の場に発展する。国内外の革新に努める優秀な人材を中心とし、科学による創業を特色として、創業、就職、生活、学習とレジャーエンターテインメントを一体化した現代的な新しい住みやすい地域と市レベル公共センターを築き上げる。具体的に、科学研究要素がより集中し、イノベーションと創業はより活発に、生活サービスは完備され、また交通はより便利になり、環境はより美しく、文化にあふれている世界一流の科学城を建設する。
さらに市政府は以下のように要求していた。それは国際先進的水準に照合し、地域における発展と結合し、張江科学城への専門システム計画をさらに推進し、公共交通施設を実行し、各種の市政施設の用地と配管を確実に保証すべきである。それ以外に、重点地区と都市への設計と詳しい計画・研究を行い、国家科学センターの科技革新プロジェクト、公共施設、公共スペース、基礎施設などの建設に重点的に取り組み、秩序のある、調和した発展を促進しようとするものである。もっと見る
(編集:上海発表)