上海市委書記韓正氏、「上海は中央の配置に照らし、自由貿易港を建設」
上海自由貿易試験区(「上海自由貿易区」または「上海自貿区」と略し)
上海市代表団は10月19日に人民大会堂の上海ホールで会議を開いた。今会議は代表団討論の後、関係分野の責任者が記者の質問に答えた。
自貿試験区の建設及び自由貿易港の計画についての鳳凰衛視記者の質問に対して、韓正氏は、自貿区は三つの段階に分けて建設を推進してきたと述べた。一番目は2013年9月、上海自貿区が開業したこと、二番目は2015年中央はさらなる自貿試験区の発展を認可したこと、三番目は2017年5月、中央深改グループは正式に全面的に上海自貿試験区の改革開放プランを認可したことである。
また、韓正氏によると、自貿区の中核的な役割は制度を革新するという。近年の改革を経て、100以上の革新的な制度は全国範囲で実行してきた。自由貿易港は中央の配置に照らしてこそ、計画を立てるのであり、現在は準備段階にあり、最終的に計画を実施に移すかどうかは中央の考え方次第である。
上海国際金融センターの建設について答える中で、韓正氏は、上海金融の改革と発展の前提となるのが、危機管理とルール整備であり、これも従わなければならない原則だと語った。