C919の第4回テスト飛行、見事成功!
中国商用飛機有限責任公司(COMAC)は、11月5日、国産大型機C919の101号機が上海浦東国際空港で第4回テスト飛行を行ったと発表した。
公式情報によると、C919の101号機は今月3日に第3回テスト飛行を無事終了したばかりであり、今回のテストは飛行機が第4滑走路を離陸し、上空を約3時間ほど飛行し、見事に着陸を成功させたという。
この度C919が頻繁にテスト飛行を繰り返しているのは、ほかの空港で行われる様々な難度の高いテスト飛行種目かつ複雑な気象条件下でのテスト飛行に備えるためである。
これをもって、C919は上海におけるテスト飛行と検査が一段落し、その後、西安閻良空港のテスト飛行基地に移動し、運航許可証の取得に向けた作業を展開する段階に入ることになる。
テスト場所を移すまえには、高度な集中飛行テストを実施することが必要とされ、また航行の安全のために、空中の飛行区域を初飛行の2倍に設定することにする。