海洋工事設備製造業創新センター
上海・浦東に位置する海洋工事設備製造業創新センターは臨港の海洋技術の進歩及び産業のバージョンアップと見なされ、さらに科学技術のイノベーション成果の産業化を加速することを目指しています。
「会社+リーグ」という運営モードを採用するこのセンターは、中国の海洋工事設備製造業における核心企業、設備サプライヤー、科学研究所、トップレベル大学など合計26の部門の共同出資によって設立されたものです。
同センターは今後10年近くの発展を通って、以下の六大機能を実現することを計画しています。
○一つ目は海洋技術研究への助成と技術を提供すること。
○二つ目は海洋技術の普及と産業化応用を促進すること。
○三つ目は政府の政策策定へ知恵を提供すること。
○四つ目は海洋技術分野の人材を育成すること。
○五つ目は海洋工事設備製造業のためのイノベーションサービスを提供すること。
○六つ目は業界間の交流と協力を促進すること。
この上、このセンターの所在地の臨港海洋高新パークは、上海市科学技術企業の孵化器(インキュベーター)、人材トレーニング基地、海洋科学技術金融サービスと海洋技術研究成果の展示・譲渡取引のプラットフォームなどを建設する目標を打ち出しました。
臨港海洋高新パークはこれまで科学研究・材料研究開発を中心とした深海探測をめぐって一連の重大な科学技術プロジェクトを着実に実施しています。また87社の中小零細企業を誘致しました。海洋科学技術・スマート製造の企業の集約地となっています。
今後、海洋高新パークは、中国国内のリーディング海洋科学技術投資と産業運営のパークに、また国際的に影響力がある海洋産業科学技術革新プラットフォームに成長すると期待されています。